重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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黒部源流 2010年5月2~5日(3日目)

太郎平小屋定着の3日目。今日は薬師岳へ。

GPS Log

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(赤: シール登高、青: スキー滑走)
  • 日付: 2010 年 5 月 4 日(火)
  • ルート: 太郎平小屋 ~ 北ノ俣岳 ~ 黒部五郎岳 ~ ウマ沢源頭滑走 ~ 赤木平 ~ 左俣滑走 ~ 薬師峠 ~ 太郎平小屋
  • スキー: Armada Alpha 2
  • バインディング: TLT Vertical ST
  • ブーツ: Garmont Megaride

薄曇りで肌寒い朝でした。シールを付けてまずは薬師峠へ。

薬師平への急な登りは、まだ本調子が出ていない歩き出しの身体に堪えます。

登路は、右俣の縁の沿ってとりました。

薬師岳へと登る

薬師岳へと登る

気温がなかなか上がらず、雪は硬いまま。シールの効き悪いので、クトーを装着して乗り切りました。

薬師山荘を振り返る

薬師山荘を振り返る

薬師山荘でひと休みの後、薬師岳までもうひと頑張り。

ヤセ尾根を通過

ヤセ尾根を通過

朽ち果てた避難小屋からヤセ尾根を通過して・・・

薬師岳登頂!

薬師岳登頂!

薬師岳に登頂です。お疲れ様でした!

さて、休憩の後にいよいよ滑り込みます。

まずは金作谷へドロップ!残念ながら先日の新雪が腐って滑りながら雪玉をこそげ落とすような状況で・・・イマイチ。後で聞いた話では、この雪の降雪直後はパウダーだったらしいのですが。金作谷は北面であるだけにザラメ化が全然進んでませんでした。

金作谷を滑って登り返し

金作谷を滑って登り返し

150 m ほど滑って登り返しです。次のターゲットは中央カールです。N さんは金作谷からの登り返しでかなりお疲れだったので、山頂直下で待機して我々の動画撮影をしてくれることに。

中央カールはちょっとブレーキがかかる雪でしたが、まずまず楽しめました。200 m 弱滑ってまた山頂へ登り返すこととします。

さて、山頂に登り返してからは稜線を少し戻り避難小屋へ移動。ここからは本日のメインディッシュである右俣にドロップ!

右俣にドロップ

右俣にドロップ

雪は快適ザラメというわけにはいきませんでしたが、南向きなのでまずまずのコンディションです。ま、雪質が多少悪くても、このゆったり幅広いカールを滑るだけで十分気持ちいいってものです。大満足。

あまり下の方になるとどうせ腐って楽しくもなんともないので、標高約 2400 m で滑走終了して薬師平へ登り返しました。

薬師平から薬師峠まで今日のラストの 1 本を楽しみ、峠から登り返して太郎平小屋へ帰還。

まだ時間も早く、せっかくなので私は太郎山に登って、もう 1 本楽しみました。

太郎山から滑る私

太郎山から滑る私

我ながら貧乏性ですなあ。

小屋の前から薬師岳を眺める

小屋の前から薬師岳を眺める

皮肉にも夕方近くになってすっかり晴れて青空になってきました。晴れるならもっと早く晴れて欲しかったなあ。

夕食までうららかな陽気の中ビールを飲んでいると、折立方面からあるパーティが帰ってきました。あれ?もしかしたら?と思ったらそのとおりで、その中のお一人がとある有名な山岳写真家の方でした。今日は薬師岳西面のプライベートなお楽しみ兼ルート取材で、岳人 2011 年 3 月号に記事が掲載されるとのことですので、お楽しみに。

この日の夜は楽しい宴でした。GW のシメとして宴会をするのが恒例になっているそうで、たまたまこの夜がそれにあたりました。小屋の主の五十嶋さんや関係者の方のご挨拶、宿泊者全員でワイワイ盛り上がりながら、件の写真家の方からは、興味深いお話を伺うこともできて、良い時間を過ごさせて頂きました。ただ・・・ビールや日本酒を次々に振る舞って頂いたのは嬉しいのですが、酒好きな私はついつい調子にのって飲み過ぎてしまうことに・・・翌朝すっかり二日酔いで 2 人に迷惑をかけちゃいました(反省)。


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