重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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富士山 須走口 2010年6月5日

時期が早いと下の方まで雪があるけど山頂付近はカリカリ。遅いと山頂付近が快適になるけど下の方は長い歩きを強いられる。富士山で滑るタイミングはなかなか難しいものです。

去年の同時期はそのバランスがちょうど良い感じだったこともあり、今年もそれを期待したのですが、実際には去年よりもかなり雪が少なく、雪があるのは2700m付近より上でした。

  • 日付: 2010年6月5日(土)
  • ルート: 須走口五合目 ~ 山頂(往復)
  • スキー: Armada ARV
  • バインディング: TLT Vertical ST
  • ブーツ: Garmont Radium

どういうわけか操作をミスったみたいで、GPS Log をとれなかったので、今回は地図なしです。

前日夜に須走口五合目に到着しておき車内泊。

4時頃に目を覚まして準備開始です。空はよく晴れていますが、山頂に雲がかかっているのが気になります。低気圧は接近しそうにないけれど、寒気が入るようなので、たぶんそのせいでしょう。

須走口の斜面

5合目から見上げた須走口の斜面

なんだかかなり雪が少なそう…。登り初めてから厚く雲に覆われたので、今回の写真はこれ 1 枚のみ。

モチベーションがいまひとつ上がりませんが、とりあえず出発。ブル道から登ることにしました。

五合目の駐車場には他にも山屋さんらしき車が何台か停まっていたのですが、一向に後ろから来る気配なし。他の皆さんどうやら登山道の方から登っているようです。

雪が少ないのは事実のようで、去年に較べて長いブル道の登りが体にこたえます。ブル道って一歩一歩ごとにズルズル後ろに滑るので、疲れる・・・。

標高2700mくらいでやっと雪が出現するようになりました。アプローチシューズからシール登行に変更です。

その頃からだんだん雲が濃くなり、そのうちにすっかり雲に覆われてしまいました。気温もあまり上がらず、なかなか雪が緩んでくれません。雪面は波打っていて帰りの滑りはあまり楽しめないかなあ・・・と、あまりやる気が出てきません。

でも、まあ視界はあるし、シールで登れる程度には緩んでいるので、とりあえず山頂までは上ってみることにしました。

山頂までずっとでシールのままで行けました。登り着いたのは山荘のある場所ではなく、大日岳の付近です。

しばらく待っていようかとも思いましたが、あいかわらず雲に覆われたまま。これ以上待っていてもしょうがないので、すぐにドロップすることにしました。

ドロップは登り着いた同じ場所からです。表面は砕いた氷をバラ撒いたような感じの、厳しめのコンディションで、ちょっとターンに苦労しました。

八合目あたりから下は、急速に雪が重くなってきました。雪面の波打ちも大きくて・・・きつい。しかもガスが濃くなってきて、ときおり視界が完全になくなります。

下りはブル道の方ではなく、夏道沿いに下ることにしたので、視界の悪いなか左側へのルートを外れないよう慎重に行きます。

雪が少ない分、ブル道の除雪作業は早期に進んでいるようで、2度ほど板を外さなければなりませんでした。

最後は砂礫だらけで汚く、ガリッと音がするたびに板が可哀相になります。

2400m付近で滑走は終了。ブル道よりもこちらの方が雪が多かったようですね。登りもこちらにすれば良かった。

ただし、夏道は樹林帯を通るので、背負ったスキーが枝に何度も引っ掛かるのが面倒でした。

五合目に戻って来ると、小雨が降り始めました。

ちょっとイマイチな一日でしたが、まあしかたないかな。

早々に片付けを済ませて山梨県側へ移動し、熔岩温泉で汗を流しました。その後、河口湖駅へ移動して、明日一緒に吉田大沢に行く 3 人と合流しました。


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