重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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塩見岳、蝙蝠岳 2010年7月17~19日(1日目)

各地で大雨に見舞われた今年の梅雨でしたが、海の日の 3 連休には劇的に明けそうなので、久しぶりに南アルプスに登ろうと思い立ちました。

幸い 3 連休の間はずっと太平洋高気圧の勢力内で好天になりそうな予報。実は当初は易老渡から光岳~聖岳縦走を画策していたのですが、梅雨明け寸前の豪雨のせいで、思わぬ落とし穴に嵌ってしまうことに・・・。

結局、塩見岳と蝙蝠岳に目標を変えることにしました。

  • 日付: 2010年7月17日(土)
  • 天気: 晴れのち曇り
  • ルート: 鳥倉登山口~三伏峠小屋

ほぼひと月梅雨の間、毎日のよう雨降り続きで、今年の梅雨はまあ雨の多かったこと。とはいえ、たまには晴れ間の週末に当たることもありましたが、なんとなくダラダラ過ごしてしまい、吉田大沢を滑って以来山にも出掛けず、すっかり体が鈍ってしまいました。それに加えて、なにしろテント泊するのも約 3 年ぶりのこと。

かなり辛いリハビリになるだろうなあと思いつつも、6 年前のちょうど同じ時期に悪天続きで何の景色も楽しめなかった南アルプス南部縦走のリベンジをするためにようと思い、16 日の夜に易老渡へ出発しました。

「酷道」152 号線を北上して易老渡への分岐から林道に入ったのが 0 時頃。林道を奥に進むにつれて路面はどんどん酷くなってきます。法面から滝のように水が流れ落ちているは、至る所に枝や岩石が転がっているは・・・。
「これは、マズいかも・・・」と悪い予感がしたら、見事に的中。

ダムを過ぎて道路が未舗装になってしばらく進んだ所で法面が崩落して通せんぼ。どうやったって車では通過できる状態じゃありません。突然のことに頭は真っ白。

崩落箇所から易老渡までは 6~7 km のようです。車を安全な場所に停めて易老渡まで歩くことも無理ではありませんが、これ以上崩落が進んで脱出できなくなるのも恐ろしいので、素直に撤退することに。細い林道なので車を方向転換させるのも大変でした。

152 号線に戻る途中で何台か車とすれ違い、崩落状況を窓越しに伝えましたが、あの方達はその後どうしたのでしょうね。

さて、やたらと長い前振りでしたが、ここまでやって来て帰宅するのもアホらしいので、行き先変更です。もともとこの連休の候補にも考えていた塩見岳方面に行くことにしました。しかし、吉田大沢に行くつもりだった 6 月 6 日といい、なんだかトラブル続きだなあ。

気を取り直して三伏峠へのアプローチの鳥倉登山口まで向かいます。鳥倉林道も豪雨で荒れていますが易老渡への道とは比較にならないほど快適でした。林道ゲートには 3 時に到着。すでに駐車場は満車寸前でしたがなんとか停めることができて、車内で朝まで一眠り。

7:57 林道ゲートの駐車場

鳥倉林道ゲートの駐車場

鳥倉林道ゲートの駐車場 すでに満車

暑くて寝ていられなくなり 7 時頃には目を覚ましました。ケイチャンとヤキソバのボリュームたっぷり朝食で腹を満たします。

今日は三伏峠に上がるだけなので遅い出発です。

林道ゲート

林道ゲートを出発

すでに強烈な日差しで汗が噴き出す暑さです。しばらくは舗装された林道を歩きます。

駐車場を遠望

駐車場を遠望 もうだいぶん歩いてきた

舗装が切れるとすぐに登山口に到着。

鳥倉登山口

鳥倉登山口

8:36 鳥倉登山口

これから登山道

これから登山道

登山口からはいきなりの急登。今回の装備は軽めとはいえ、久しぶりのテント泊装備は体に堪えます。

30 分弱ほどでやや緩やかになり少し楽になりました。豊口山の東のコルまでちょうど 1 時間。ここで長めの休憩。

2 つ目のコルを過ぎてトラバース気味に緩やかに登ります。この程度の勾配ならリハビリにもちょうど良いくらいです。下の方は晴れていましたが、この辺りから上は厚く雲に覆われてほとんど景色はありません。

途中にある水場の水はとても冷たくとても美味。

塩川小屋への分岐

塩川小屋への分岐

塩川小屋への分岐でまたひと休みして、もうひと頑張りすると三伏峠小屋に到着。

11:27 三伏峠小屋

三伏峠小屋

三伏峠小屋に到着

受付でテント泊の申し込み、明日の行き先を小屋番さんに伝えていると、ほぼ同時に登ってきた 2 人組も明日は私と同じく蝙蝠岳まで行くとのこと。

テ ント場に移動してテントをまず張って、しばらくその場でのんびり。

今日は時間は余るほどあるので、烏帽子岳にでも行って景色を楽しもうとも思っていたのですが、雲に覆われ何も見えないので、とりあえず水場に水を汲みに行ことにしました。

ここの水場はちょっと遠いのが難ですね。

三伏峠の分岐

分岐を右に行くと水場

縦走路との分岐にあるお花畑はガスで真っ白に覆われていたので、眺めるのもほどほどに通過しました。少し下った水場には先着の方がおられて、しばらく山談義を楽しみます。

水を汲んでテント場への戻りはずっと登り一辺倒で 10 分ほど。こんなことなら往路の途中の水場で汲んで来れば良かったかな。

三伏峠のテント村

三伏峠のテント村

テント場で単独行の方達とおしゃべりをしていると、ひょっこりと知人 I さんがテント場に現れました。

I さんも交えて山談義に花を咲かせながら、テント場の長い午後をのんびり過ごしました。

塩見岳

やっと姿を現した塩見岳

夕暮れ近くになりやっと雲が取れて塩見岳が姿を現しました。

夕食は定番のキムチ味噌鍋。しっかり食べて明日の蝙蝠岳までの長い行程に備えます。早立ちするために、この日は早めに眠りにつきました。

2 日目の記録に続く。


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