重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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塩見岳、蝙蝠岳 2010年7月17~19日(3日目)

山行の 3 日目、最終日。三伏峠から鳥倉へ下山です。

  • 日付: 2010年7月19日(月)
  • 天気: 晴れ
  • ルート: 三伏峠~烏帽子岳~三伏峠~鳥倉登山口~林道ゲート

3 時半に起床。ドライカレーのアルファ米をリゾットみたいにして腹を満たします。

4:30 三伏峠

今日は鳥倉に下山ですが、下りるだけではつまらないので、烏帽子岳に登って朝の景色を楽しむことにしました。

カメラと三脚だけを持ってテント場を出発。お花畑を通り過ぎて稜線に立つと、小河内岳へと延びる稜線が見えてきました。そこで三伏峠をを振り返って初めて判ったのは、三伏峠小屋の裏手が大規模な崩落地になっていること。小屋周辺の穏やかな雰囲気とはあまりに違う様子に少し驚きます。崩落地がジリジリ小屋に迫りつつあるようで、ちょっと恐い感じがします。

今日の日の出時刻は 4:40 頃。本当はもう少し早めに出発していれば烏帽子岳の山頂で日の出が見られたはずですが、だいぶん手前で日の出となりました。

5:10 – 6:15 烏帽子岳

40 ほどで烏帽子岳に到着。360 度の素晴らしい景色が広がっています。

早朝の烏帽子岳山頂

早朝の烏帽子岳山頂

まだキリリと冷たく引き締まった空気の中、赤く染まった中央アルプス、北アルプスの遠景に見入ってしまいます。

小河内岳と避難小屋

小河内岳と避難小屋

小河内岳の直下にちょこんと建つ避難小屋。ここからの御来光は最高でしょうね。

富士山

モノトーンの富士山

西から見た富士山は、両耳がちょっと突き出たかのよう。私はこちらの方向からの富士山の姿がお気に入り。

朝の澄んだ空気に、遠くの山々がはっきり見えます。

乗鞍岳

乗鞍岳

乗鞍はかなり雪が少なくなっています。

笠ヶ岳、穂高と槍

笠ヶ岳、穂高と槍

やはりどこから見ても槍の穂先は目立ちます。

後立山連峰

後立山連峰

五龍から白馬までの連なりまで見えています。さすがにこれだけ遠いと全て正確に山座同定するのは困難ですが、白馬三山はよく判ります。

中央アルプス

中央アルプス

空木から木曽駒まで。尖った宝剣岳は目立ちます。伊那谷は雲海の下です。

崩落地と三伏峠小屋

崩落地と三伏峠小屋

三伏峠の向こうには中央アルプス南部の山々が。

兎岳、中盛丸山、大沢岳

兎岳、中盛丸山、大沢岳

ここから聖岳は見えませんが、この写真からも、聖岳から百間洞までのアップダウンの凄さが伝わってきますね。

以前の縦走では視界なしで最悪だった赤石から聖までの稜線。ぜひとも天気の良いときに再挑戦したいものです。

荒川中岳、前岳

荒川中岳、前岳

やがて、ガイド山行らしい中高年の大集団が登ってきました。

ガイドらしき方の説明を端で聞いていると、「塩見岳の姿は鉄兜に似ている」とのこと。

塩見岳のシルエット

塩見岳のシルエット

確かに、そんな風に見える気もします。「鉄兜」と形容したのは深田久弥だったのだと、後で知りました。

仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳

仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳

三伏沢の深い谷と昨日歩いた塩見岳までのルート、さらに向こうには南アルプス北部の峰々が。

のんびり 1 時間ほど過ごして、テントに戻ることにします。

お花畑

小屋へ戻る途中のお花畑

お花畑では朝日にキンバイが輝き綺麗です。テントに戻る前に寄り道して水場で水を少し汲んでおきました。

7:21 – 7:50 三伏峠小屋

テント場

三伏峠のテント場 次々とテントが畳まれている

テントを畳んで下山の準備です。

帰り際の塩見岳

帰り際の塩見岳

小屋から少し下ったところに展望の良い場所がありました。名残惜しいですが、塩見岳はここからの姿が見納め。塩見岳よ、また会う日まで。

最後の急な下り

最後の急な下り

往路にも通った水場では水をたっぷり汲んでおき、家に持ち帰ることにしました。

9:33 – 9:38 鳥倉登山口

猛烈な暑さに耐えながら、やっと鳥倉まで下りてきました。テント場で近くにおられた 2 人連れも下山して休んでいます。お疲れ様でした。

10:14 林道ゲート

底の硬い靴でアスファルトの道を歩くのは辛いものです。頑張ってゲートに停めた車まで戻ってきてホッとしてしまいました。

易老渡手前の土砂崩れで出鼻を挫かれた感もありましたが、場所替えして結果オーライといったところです。久しぶりのテント泊山行は、天気にも恵まれなによりでした。それにしても晴れた分だけ暑い暑い 3 日間でした。


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