重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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稗田山南面 2010年12月29日

ここは稗田山南面というよりも、コルチナのBCエリア裏と呼ぶほうが通りがいいのでしょうか。今回初めて私は滑ってみたわけですが、あまりのお手軽さに拍子抜けしました。

記録

日付2010年12月30日(水)
天気
ルート白馬コルチナスキー場~稗田山南面(周回)

雑記

上部のリフトは 9 時から営業開始なので、それに合わせてスキー場のベースを出発。

リフトを 2 本乗り、ゲレンデトップに到着。

バックカントリーへのエントリー案内

バックカントリーへのエントリー案内

バックカントリーに入る人への注意書きの看板があります。ここから侵入しろとのこと。

まあ今回は初めてということもあり、まずは稗田山の山頂を目指してちょっとハイクアップしてみます。南面を滑るだけなら山頂まで行く必要はないのですが、「北側の崩落地を滑る人もいるらしいけど、いったいどこを滑るのさ?」という疑問を現地で観察してクリアにしたかったので。

なかなかのラッセル

なかなかのラッセル

新雪量はかなりのもので、ヒザ下ラッセルという深さでしたが、山頂まではすぐでした。ほんと、あっちゅー間です。

さて、北側の崩落面を覗いてみると・・・

稗田山の北側崩落面はほとんど崖

稗田山の北側崩落面はほとんど崖

ほとんど崖ってほど急であること以外はガスってよく判りませんなあ。残念でした。

山ノ神尾根側に少し移動してからシールを外しにかかりました。

続いてお待ちかねの滑走!

この斜面へドロップ

この斜面へドロップ

斜度良し、雪質良し。オーバーヘッド!

滑りやすい疎林の斜面

滑りやすい疎林の斜面

そして、これまたあっちゅー間に黒川沢に下り着きました。せいぜい標高差 250m 程度ですから、短い快楽ですなあ。

黒川沢の状況が心配でしたが、ヤブはほぼ完全に埋もれていました。ただ、硬く踏み固められたウェーブ状を極太板で滑るのは、ちと辛い。

ここで渡渉

ここで渡渉

堰堤の寸前で沢が割れていたので、板を外して右岸へ渡渉。ただ、後から判ったのですが、もう少し上流で右岸側へ滑り込めば、渡渉する必要はありませんでした。

堰堤をくぐり抜ける

堰堤をくぐり抜ける

堰堤をくぐり抜けて、あとはほぼ水平に林道をかっ飛ばせば、白馬乗鞍スキー場に到着。コルチナへの帰り方がよく判っていなかったのですが、実際にはなんのことはない、左へ左へと滑って行けば第6ペアリフト乗り場に到着。リフトで登って1本滑ってベースに戻れば、1ラウンド終了。

実は「1本滑ればまあいいかな」という程度にしか思っていなかったので、1回券(400 円)を3枚買うだけで済ますつもりでした。ところがこうも雪質が良いと欲に駆られるもので、結局はさらに2ラウンド廻してしまうことに。それなら最初から1日券(3300 円)を買っておくのが賢明でしたね。その方が安上がりでした。

3ラウンド目はリフトの上でスキー談義した単独の方と一緒に滑ることに。このときは稗田山の山頂までハイクアップせず、そのままゲレンデトップからドロップしました。ま、山頂まで行こうが行くまいが、滑走標高差に大差ないし。

といった感じで、初めてコルチナ裏の稗田山南面を滑ってみたわけですが、「ハイクアップ不要」というあまりのお手軽さに、ちょっと複雑な気持ちになりますねえ。”Earn your turn”の達成感なんてもちろん皆無ですし、むしろ後ろめたささえ感じるのは、私が山屋だからでしょうか。

まあ、荒天時には非常に貴重なロケーションなのは間違いないし、またお世話になることもあるでしょう。


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