重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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野伏ヶ岳 2011年2月5日

野伏ヶ岳を訪れるのは 4 年ぶりのこと。

長らく猛威をふるっていた西高東低の気圧配置も、2 月の声を聞くとようやく緩み始めましたが、一転して 2 月に入ってしばらくは、晴天で気温も高く推移していました。

これまでの数日間は、ほとんど降雪なしだったはずなので、全く期待していませんでしたが、意外や意外、牧場跡から上はまずまずでした。といっても、かなりの重パウでしたけどねえ。

GPS Log

地理院地図をポップアップ表示
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2011年2月5日(土)
天気晴れのち小雪
ルート
  • 白山中居神社 駐車場 720m 6:39
  • 牧場跡の 1097m 三角点付近 8:15
  • 野伏ヶ岳 1674m 10:50/11:08
  • 北東斜面滑走 ~登り返し(地点A)1354m 11:30
  • 中央ルンゼへのドロップポイント(地点B)1589m 12:13/12:23
  • 牧場跡の 1097m 三角点付近 13:16
  • 白山中居神社 駐車場 720m 13:43

雑記

白山中居神社の横にある登山者用駐車場はしっかり除雪してありました。6時を過ぎると空も明るくなり、今日はヘッドランプなしで出発。

石徹白川に架かる橋

石徹白川に架かる橋を渡る

石徹白川の橋を渡り、右折して除雪された林道へ。すぐに除雪は終わりました。

なるべく林道はショートカットし効率的に登り上げました。すっかりモナカ雪になっていて、ラッセルは皆無。林道上にはスノーシューのトレースもバッチリあったので楽なものです。

野伏ヶ岳

和田牧場跡に登り上げて野伏ヶ岳を望む

和田牧場跡まで登り上げると、正面にどどーんと格好良い野伏ヶ岳の姿が。

ダイレクト尾根を登り上げるのが通常でしょうが、今回は北東斜面と中央ルンゼを観察したかったので、北寄りの尾根を登路としました。

牧場跡を振り返る

牧場跡を振り返る

さすがに標高が高くなるとまずまずの雪で、1300m付近から上は所々でチビラッセルになりました。振り返ると遥か彼方の牧場跡の末端には人影が。後続の人がいるようです。

早朝は薄曇り程度でしたが、山頂に到着した頃にはホワイトアウト。4年前と同様に、またしても眺望ゼロの野伏ヶ岳です。ツイてないなあ…。

次第に天気は下り坂という感じなので、さっさとシールを剥がして、まずは北東斜面へドロップ。

北東斜面へドロップ!

北東斜面へドロップ!

げ…、雪がめちゃ重い。ターンするのにひと苦労だ~。

標高約1400mまで滑降した後、トラバースして登路のトレースへ戻りました(地点A)。まだ時間も早いので登り返してもう一本楽しみましょう。

登りトレースに絡むように、シュプールが一本刻まれていました。さきほど登っていた時にはなかったので、後続者のものでしょう。

ダイレクト尾根とのジャンクションピークの直下でハイクアップ終了(地点B)。シールを剥がしていると、山頂から二人連れがやって来て、そのまま私の登りトレースの方向へ滑って行きました。

さて、こんどは中央ルンゼにドロップです。しかし…ホワイトアウトでどっちがフォールラインかもよく判らない状況。こりゃ参ったなあ。

慎重にルンゼへと侵入して少し標高を下げると、ガスが薄くなってきました。「よし、しめた」とばかりに滑り込みましたが、やっぱりこちらの斜面も、お…重いよ。激重パウだ…。

中央ルンゼ

滑り降りて中央ルンゼを振り返る

皮肉にもルンゼ下部の緩い斜面の方がよく雪が緩んでいて、ターンが綺麗に決まりました。しかしまあ、今日は水墨画みなたいな写真ばっかりだねえ。

斜度がなくなったところでシールを貼り、牧場跡を横断して往路どおりに戻ります。

野伏ヶ岳を振り返る

野伏ヶ岳を振り返る

ときおり陽の光が射して、うららかな春の日のようで、のんびりクロカン気分でした。

シールを剥がしてからの下りは、ずっと腐れ雪でした。楽しみ皆無の修行系林道滑走でしたが、それでもスキーは速いもの。除雪終了点まであっという間でした。

 除雪終了点

除雪終了点まで戻ってきた

それにしても高い雪の壁。やっぱり今シーズンの積雪は多いのでしょうね。

和田牧場跡から駐車場まで30分とかからずに到着。改めて車の外気温計を見てみると、+5℃と季節外れの暖かさでした。

とまあ、今日はこんな感じでしたが、明日の猿ヶ馬場山はどうなることやら。超悪雪かも…。

白鳥の街で買出した後に東海北陸道に乗り、今夜の宿である飛騨河合PAに向かいました。


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