重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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八方尾根 2011年2月26日

降雪後の晴れを狙って、バキュームでも滑ろうかと期待に胸を膨らませるも、結果は…。今回は、強風さえなければ The Day になるはずだったのに、というお話。

GPS Log

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(橙: 歩行、赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2011年2月26日(土)
天気晴れ
ルート
  • 八方池山荘 1830m 8:41
  • 2554m ピーク 11:53/12:22
  • 登り返し(地点A)1715m 13:02/13:22
  • ガラガラ沢の源頭(地点B)1830m 13:55/14:17
  • 南俣入のスノーブリッジ 976m 14:38
  • 二股 828m 14:57

雑記

もうこのまま春本番に突入かというくらいに温かい日が続いていましたが、金曜日は冬型で久々に雪が降り、土曜日は晴れという予報でした。こうなると一気に期待が高まります。ならば八方尾根を登ってバキュームでも滑ろうと意気込んだわけです。

夜からの降雪で白馬の街は真っ白になっていました。八方尾根スキー場の上部に来ると雲海を突き抜けて、雲ひとつない快晴が広がりました。

八方池山荘から気分良くハイクアップを始めるも…八方山に登ると横殴りの突風でした。顔が痛くてたまりません。

北側か吹きつける風に叩かれ、尾根上はカチカチです。尾根の南寄りをたどることにしました。その方が風が避けられるし、雪が柔らかくてシールのかかりが良いので。

唐松岳と不帰III峰

唐松岳と不帰III峰

「顔が痛え!」と悪態をついて、たびたび足が止まるので、まったくペースが上がりません。仕方なく 2554m ピークで中止としました。

突風で舞い上がった雪煙

突風で舞い上がった雪煙

そのまま北面を滑ろうかとも思いましたが、運の悪いことに今まさに吹いているのは北風。カチカチに硬いってほどじゃないにしても、斜面はパックされているし、下部はどうなっているかも判らないので、ドロップするのはいかにもリスクが高そう。

泣く泣く八方尾根を下ることにしました。振り返ると今まさに唐松岳に登頂しようとしているツボ足登山者が遠くに小さく見えて、余計に敗北感が増すばかり。

尾根からスキー場に滑り降りてもつまらないので、北面の沢巡りでもすることにしました。

無名沢へドロップ

無名沢へドロップ

まずは、2361m ピークから無名沢へドロップ。パック気味のパウダーでした。

無名沢の右岸をトラバースして、南滝の南側の台地(地点A)でひと休み。この辺りではすっかり風も止んでいました。

そのまま、南滝へ滑るだけじゃあ物足りない感じなので、ちょっと登り返してガラガラ沢の源頭(地点B)へ。すっかり暖かくなり湿雪ラッセルでした。

登り返しの途中では、プロカメラマンらしい白人男性が、無名沢を挟んで対岸の急斜面を滑るボーダーの滑走を撮影していました。ものすごいスピードで一気に滑り降りて、格好良かったなあ。

不帰嶮

不帰嶮

ガラガラ沢の源頭で不帰嶮の見事な景色を楽しみつつ、シールを剥がして滑走準備。押出沢は滑ったことがありますが、ガラガラ沢は今回が初めて。フォールラインに目をやると…、

源頭から見下ろしたガラガラ沢

源頭から見下ろしたガラガラ沢

いやー、胸のすくような一枚バーンですねえ。こんな斜面がスキー場トップからお手軽に楽しめるんだから、人気があるのも納得です。ただ、雪庇が張り出していて、よく言われるように、雪崩のリスクが高いことは判りました。

雪庇の張り出しが短い場所を探し、インパクトを与えないよう用心しながらドロップ!雪は重めですが、上部の急斜面ではロングターンが楽しめました。

美味しいところを頂いた後、右手へトラバース。トライアングルの下部を滑り、南俣入のスノーブリッジに到着。最後の方はモナカでした。

登り返してトライアングルを振り返る

登り返してトライアングルを振り返る

板を外して少し登り返し、ダラダラと林道を滑走して二股に到着。

今回は条件に恵まれませんでした。今シーズン一回くらいは、パウダーの唐松沢に大当たりしたいなあ。今後の寒波に期待。


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