重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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気難し板の履き慣らし

先週末の土曜日は、下界人の友人達と東信の某ゲレンデへ。

白馬でさんざん手こずったレネゲでしたが、果たしてその原因がブーツのバックル締め忘れだけだったのか…の検証と、履き慣らしをやってみました。

春先の雪質イマイチなゲレンデなら、かえって良い練習になるだろうなんて思っていたんですが、ちょうどバッチリのタイミングで南低が通過したおかげで、まさかのパウダーに遭遇。普段はバフバフのディープパウダーとは無縁なスキー場なのに、この日ばかりは白馬界隈よりも新雪の量が多かったみたい。しかも標高が高いから雪質もなかなか。

というわけで、思いがけずレネゲには好適なコンディションになったこともあり、結果的には特に問題もなく快適に滑れました。

この板の癖もだいぶ掴めてきました。最初のうちは「なんだこりゃ?変な板」って印象だけど、ある程度乗り慣れるとだんだん良さが判ってくる…そんなタイプの板かもしれません。

  • 滑り出すとスピードがぐいぐい伸びます。そして、硬いフレックスのおかげで高速での安定性が抜群!30度弱程度のパウダー斜面なら、ほぼチョッカリでも不安定感が皆無。正直これは凄いと思いました。
  • 個人的にはこの板の整地性能はどうでもいいのですが、整地でのターンが予想より快適でした。これは板を倒し込んだ時にエッジが噛み込むよう、サードカーブのRとリバースキャンバーのRとを整合して設計しているからのようです(同じ設計思想が 2012/13 シーズンに新登場するモデル “Hoji” にも導入されるとのこと)。
  • 先々週末には違和感のあった硬く長いテールも、ちょっと乗る位置を前後調整するとすぐに慣れました。
  • ブーツセンターを推奨位置ぴったりにすると、重めパウダーの緩斜面ではやや浮きが弱く引っ掛かる印象。ほんの少しだけならセットバックしても良いかも。
  • とにかく速い板なので、ちょっと斜度が急な樹林帯に入ってみたら、めちゃくちゃ怖えww。ただこれも慣れ次第で、プロペラターンみたいにワザとらしく板をブン回したらショートターンが可能でした。とはいえ、積極的に樹林帯で使おうとは思わないけど。やっぱりオープンバーンでロングターン向きの板ですね。
  • キャンバーがなくフレックスが硬いせいで、午後になってデコボコに荒れた斜面では衝撃が直接足に伝わってきて、けっこう辛い。まあこれは仕方ないでしょう。

てな感じで、オクに放流しなくてすんで良かった。パウダーの大斜面なら今後はコイツで楽しめそうです。


これまでのコメント

  1. maoyuki より:

    またコメントするね
    もうルンゼ攻める時期になったのかあ。
    ところで
    不帰Dにてズタボロの原因が板への不慣れと
    ブーツのバックル締め忘れだったということですね。
    それじゃ本当にモッタイナかったね。

    • ryo より:

      Dではもったいないことしました。まあ、今回はお世辞にも良いコンディションとは言えず硬い雪だったので、また次回楽しめば良いやと思ってますけど。

  2. shin より:

    HOJIかぐらでシーズンインしました。大回り小回りエッジが噛みカービングずらし自由自在で、クンバックよりスイングウエイトが軽く回転がスムーズで、テールの抜けも良いです。しかし、深雪での欠点がありました。急斜面では問題ないのですが20度ぐらいの斜面になるとトップが沈み潜水艦状態、斜面より前のみりになり、臑に雪の抵抗受けながら進んでいきます。この状態ではターンが出来ず、林間は厳しいです。雪が軽ければある程度スピードでカバーできるのですが、、、そこで25mm~30mmセットバックすることにしました。POWDER重視で行こうかと思います。でも、ゲレンデの滑りは最高でもったいないような来もします。

    • ryo より:

      お~初物のHOJIをお使いですか。扱い易いって前評判だったので私も興味がありました。

      重雪がスネに溜まっていくとのことですが、4FRNTのパウダー板の場合、かえってトップが浮き過ぎないようにするってのが設計思想みたいですね。私も、4FRNTの板は浮力抜群ってわけじゃなく、トップを沈めてトップが雪の中を切り裂くような滑りを楽しむ板かな、って感じがしています。雪質さえよければその方がスピードが出て良いんですが、たしかに重雪だと辛いですよね。

      私はレネゲもCRJも結局ほぼ推奨位置に合わせていますが、重くて深い雪ならばセットバックした方が良いかもって気がします。なかなか難しいですね。

  3. shin より:

    かぐら4日5日積雪量太股から股下HOJIテストしてきました。
    午前中はpon2oonでも刃が立たず、午後から雪が締まり、あっという間に荒れるような状態、メーカー回答が20~30mmだったので、25mmでテストしました。POWDERバランスが良くなり、緩斜面でもFISHよりも高い位置で走ります。これが本当の姿なんだと思いました。
    前後浮力バランスも良く、斜面に対して水平になっています。踏み込んだ感覚もトランポリンに乗っているような気持ちよさです。トップの抵抗を感じずスーッと行く感じも気持ち良いです。友人のHOJIも25mmsetbackすることになりました。ゲレンデは推奨位置の方が気持ちよくたわみます。

    • ryo より:

      4、5日はどこもパウダー祭りだったみたいですね。かぐらでも相当降ったんですね。

      メーカー公式見解としてセットバック20~30mmというのは興味深い情報でした。やっぱりちょっとセットバックすると良い感じなんですね。

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