重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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扇沢 2012年5月12日

まだ滑ったことがない爺ヶ岳の周辺。今回は爺ヶ岳南面をターゲットにしましたが、悪天のため稜線はホワイトアウトしてしまい途中で断念。種池山荘で引き返しました。

金曜日頃から寒気が入り込んでまさかの降雪に遭遇、山は冬に逆戻りしていました。それにしても、こんな時期に雪が降るってねぇ…迷惑なだけで有り難くもなんともないのです。ま、山屋の勝手な言い分だけど。

GPS Log

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(橙: 歩行、赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2012年5月12日(土)
天気雪のち晴れ
ルート
  • 柏原新道登山口 1350m 6:30
  • 種池山荘 2460m 11:57/13:14
  • 柏原新道登山口 1350m 14:34

雑記

そこそこ良い予報だったはずだし、大町の市街地は晴れていたのに、扇沢から見上げた山の上には分厚い曇が。どうやら寒気の抜けが遅く、にわかに冬型の気圧配置になったせいみたい。

右岸の作業道から入ると良いということなので、探したら…ありましたありました作業道。 霧雨が降り始めてヤル気がかなりトーンダウンしてきましたが、まあ行ってみますか。

右岸の作業道を行く

右岸の作業道を行く

作業道はかなり荒廃していました。堰堤越えのところでは、モンキークライミングすることになったり。

沢の上の雪が途切れなく続くようになったところで、シール歩行に切り替えました。しかし、汚ねえ雪面だなあ…板が悲鳴を上げそうなくらいに落石だらけ。

右側の沢筋へと進む

右側の沢筋へと進む

途中で沢の本流から離れて右側の沢へ入りました。このあたりで雨が雪に変わりました。

まさかの新雪

まさかの新雪

うわっ!マジですか?湿り気多めで粘っこいけれど、間違いなく新雪ですよ、これ。

稜線直下の広い斜面に上がる

稜線直下の広い斜面に上がる

標高を上げるにつれて新雪は深くなり、稜線では20cmにも達していました。ビックリ。

種池山荘で風を避けて休憩中

種池山荘で風を避けて休憩中

念のため真冬並のレイヤリングで今日は臨みましたが、それでも暑く感じないほどです。かなり気温が低くなっているようです。稜線付近でも風がそれほど強くないのは助かりました。

視界なしで滑ってもどうせ雪酔いするだけでなんにも面白くないので、種池山荘で行動中止することに。山荘の脇で風を避け、天候回復を待つことにしました。予報からすると次第に回復傾向にあるはずなので。

ときどき太陽が姿を現しては消えるを繰り返すけれど、なかなかガスが晴れません。

1時間ちょっと待っていましたが、さすがにジッとしたままでは寒くなるばかり。シビレを切らして滑走開始することにしました。

稜線直下は上下左右を確認しながら慎重に。少し下ると視界が開けてきました。

時期はずれのプチパウダー!

時期はずれのプチパウダー!

わお、こんな時期にスプレー上げて滑れるなんて!

上部は「しっとりパウダー」を堪能できましたが、中間部ではモナカに苦戦…。

落石の巣では案の定板に悲鳴を上げさせてしまいました…ゴメンなARV。

下部はよく緩んだザラメになり、再び気分良く滑れるように。そして、ふと後を振り返ってみれば…

あ~あ、晴れちゃった~!

あ~あ、晴れちゃった~!

げげ~、稜線までばっちり晴れてるじゃん!これだったら南峰まで行けたよ~。

なんでもう少し早めに晴れてくれないかなあ…。なんだか、今シーズンは同じようなパターンが多かった気がします。もしかして呪われている?

ま、今回は良い偵察になったということで、ヨシとしますか。でも、下山してから見上げた爺ヶ岳南峰の南面が実に美味しそうだったので、惜しいやら悔しいやら。

今日は時間に余裕があるので、温泉はちょっと遠回りして葛温泉・高瀬館へ。

当たり前のことだけど、温泉で汗を流すのは気持ち良い!連休のシャスタも楽しかったけれど、やっぱり日本の山の良さは、下山してからの温泉がセットになっていることだな~としみじみ思います。向こうでは下山後にモーテルでシャワー(しかも湯温が安定しない)を浴びただけでしたからね。

夕食は久し振りに北大町のカイザーで。5、6年ほどご無沙汰でホントにお久し振りでしたが、ボリューム満点の定食メニューは変わらずで、腹は大満足。おかみさんが私を憶えていてくれたのも嬉しかったな。

さて、明日は蓮華大沢。時期はずれの新雪で厄介なことにならなきゃ良いのだけど…。


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