記録
日付 | 2012年8月16日(木) |
天気 | 曇りのち晴れ |
ルート |
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雑記
暗闇の中、雲ノ平キャンプサイトを出発。結局ここで三泊したわけですね、ずいぶん長居してしまいました。
祖父岳分岐のあたりまで来ると、空が明るくなって来ました。
残念ながら祖父岳山頂はガスの中。ここからの景色を楽しみにしていたんだけどなあ…。
岩苔乗越で大休止していると、単独の方が追い付いて来ました。挨拶の後に仰った一言は「いやあ今日は天気が良いなあ!」。
むむー、なんて心の広いお方なのでしょう。私もこれくらい心の余裕を持ちたいよ、ホント。私なんかこの期に及んで「毎日雨ばっかりでたまんねえな」などと愚痴るばかりだもんなあ。
ワリモ岳山頂には立ち寄らず通過。
鷲羽岳山頂もこれまたガスの中で、眺望なし。今回で2回目の登頂ですが、前回に続きまたまたダメでした。
三俣山荘への長い長い下山の途中、雷鳥数羽を発見。今回の山行で雷鳥を見たのはここだけでした。
三俣山荘に到着。2階の展望食堂で天気回復待ちをしつつ、コーヒーを頂きながら作戦会議を開始します。
天候回復の兆しがあれば、予定どおりに黒部五郎小舎方面へ。そうでなければ双六小屋を目指す。この2案のどちらかを選択します。
で、三俣山荘で長々待つこと3時…
おお~ついに晴れてきた!ちょっと登頂が遅ければ、鷲羽岳の山頂で眺望を楽しめたのになぁ…惜しかった。
天気が良くなってきたので、迷わず黒部五郎小舎を目指すことにします。
まだ雲が完全には消えないけれど、三俣蓮華岳の山頂では黒部源流の山や谷が見渡せました。これまでの鬱憤を晴らすかのように、1時間半も山頂に長居して眺望を存分に楽しめました。
そろそろ出発します。
三俣蓮華岳から延びる長い尾根。この辺りは北アルプスにしては珍しく大らかな地形ですね。故に、スキー滑走向きの斜面がそこかしこに広がっているわけです。双六小屋がGW営業を止めてからアクセスしにくくなりましたが、やっぱり滑りに来たいな…このエリア。
黒部五郎小舎に来たのは数年ぶり。前回は10月だったので一面黄金色になった草原が綺麗でしたが、夏の緑の景色もまた格別です。今まで北アルプスのいろんなテント場に行きましたが、やっぱり私が一番好きなのはここ。いかにも北アルプスの奥深い場所っていう長閑な雰囲気が最高です。
小屋前のテーブルで乾杯!ようやく夏山らしくなってきました。
薬師岳の方向に広がる夕焼けが綺麗でした。
明日は黒部五郎岳へ。晴れると良いな。
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