重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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中妻山 中妻沢 2013年3月16日

この日は欲張りにも乙妻北東斜面と中妻沢の2本狙い。薄暗い中、幕営地を出発したものの、結局北東斜面の雪が緩まず、2297m峰(通称中妻山)から中妻沢(これも通称)を1本滑っただけでした。

GPS Log

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(橙: 歩行、赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2013年3月16日(土)
天気快晴
ルート
  • 幕営地 1450m 4:57
  • 乙妻北東斜面の出合 1430m 5:54
  • 乙妻と中妻のコル 2240m 9:21/9:35
  • 乙妻山 2318m 9:56/10:07
  • 乙妻と中妻のコル 2240m 10:19/10:43
  • 中妻山 2297m 10:59/11:28
  • 幕営地 1450m 12:39/13:22
  • 戸隠大橋 1140m 14:32

雑記

テントから中妻沢の出合はすぐでした。どうやら前日は2人ほど中妻沢を滑ったようです。

佐渡山南のコルから乙妻北東斜面の出合へダイレクトに滑り込むルートが、今回初めて判りました。なるほど、右岸側の小尾根を下った所なのね。しっかりしたスノーブリッジがあり、実際にそのルートを通った前日のものらしきトレースが残っていました。

乙妻北東斜面

乙妻北東斜面

乙妻北東斜面への登りに差し掛かるころ、斜面に朝日が当たり始めました。

双子のような妙高山と黒姫山

双子のような妙高山と黒姫山

斜面が急になる前の平坦地で休憩。振り返ると妙高山と黒姫山の姿が。

前日よりは気温高めの予報でしたが期待ほどには上がらず、しかも方角からしてなかなか雪が緩んでくれません。結局北東斜面は登り切るまでずっとカチカチで苦労しました。クトーを持って来なかったことを後悔。最後は潔くアイゼン歩行に切り替えました。

乙妻と中妻の間のコルに到着。9時を過ぎていてこうもカチカチじゃあ、この後さらに待っても望みなしなので、乙妻北東斜面を滑るのは断念。

となると、時間に余裕ができました。山頂を踏むことにこだわらない我々ですが、コルに板と荷物をデポして乙妻の山頂へ往復することに。

乙妻山の山頂へ

乙妻山の山頂へ

思ったよりも乙妻の山頂まで遠いんだな~。

乙妻山山頂から北アルプスのパノラマ

乙妻山山頂から北アルプスのパノラマ

乙妻山山頂から頸城山塊と黒姫山のパノラマ

乙妻山山頂から頸城山塊と黒姫山のパノラマ

乙妻の山頂からは素晴らしい景色。滑り的にはちょっと残念なコンディションでも、快晴の雪山登山に来たのだと思えばそれだけで十分楽しめますよね。

乙妻山山頂付近から北東斜面を見下ろす

乙妻山山頂付近から北東斜面を見下ろす

久しぶりに乙妻北東斜面を滑りたかったけれど、今回はお預け。また次回の楽しみにとっておきます。

コルに戻って中妻山へひと登り。中妻山から滑りこむ中妻沢は日当たりが良いので緩んだザラメが期待できそう。

中妻山山頂からの滑り出し

中妻山山頂からの滑り出し

では、中妻山のてっぺんからドロップ!

快適大斜面

快適大斜面

なるべく南向きの斜面を拾って滑るようにしました。ちょっと硬い部分もありましたが、ほぼほぼ快適ザラメを堪能。

日当たりの良い南向き斜面へトラバース

日当たりの良い南向き斜面へトラバース

中妻沢上部は広い一枚バーン。予想以上に斜度がありました。滑りの爽快さで言えば、乙妻北東斜面よりこちらの方が上だと思います。もっとも、南向きなので好条件でパウダーをゲットするのは難しそうですが。

中妻沢の下部

中妻沢の下部

下部で一度デブリを横切る所がありましたが、概ね順調に最下部まで滑走できました。ただし、南向き斜面である左岸には全層雪崩の兆候が至る所にあったので、もう中妻沢はそろそろ賞味期限切れでしょう。

中妻沢滑走終了!

中妻沢滑走終了!

最下部はズルズルに緩んだザラメでしたが、イタツカミさんに遭遇することもなく中妻沢滑走終了。楽しかった!

乙妻北東斜面を諦めたのは残念でしたが、その分幕営地に早く戻れました。

私はこの日のうちに戸隠大橋へ単独下山するのでテントを撤収。片付けしつつコーヒーをノンビリ飲んだ後、もう一泊するたかやさんとお別れしました。ではではお先に~。

佐渡山南のコルへと登る途中で振り返ると、中妻沢源頭部に刻んだ我々のシュプールが見えました。楽しい二日間だったな、また来よう。


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