重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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1897m峰 北面 2015年3月14日

先日拝見したがおろ様のルート開拓記録をきっかけに、改めて1897m峰の北側に広がる斜面を地形図で眺めてみました。なるほど~綺麗に等高線が並んでいて実に良さげな斜面。

それと、今まで「いちぱーきゅーななほう」と呼んでいたピークに、皈雲山(かえりくもやま)という立派な名前があることも初めて知りました。荘川を挟んで対岸側には山体崩壊の跡が痛々しい「帰雲山」ってのがありますが、読み方は同じなんですね。ややこしい。

ここのところ足繁く通う三方崩山周辺ですが、こんな斜面が隠れていたなんて。そしてそれを発見なさった、がおろ様の慧眼にも感心するばかり。

…で、さっそくですが、まんまパクリのプランで、tutty さんと一緒に行ってみました。

人真似ばかりで独創性がなくてスミマセン m(_ _)m

GPS Log

地理院地図をポップアップ表示
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2015年3月14日(土)
天気曇りのち小雪
ルート
  • 発電所横 580m 5:38
  • 1256m 標高点南側の痩せ尾根 8:55
  • 1405mピーク南側の鞍部 9:54
  • 滑走開始地点 1680m 12:12/12:53
  • 1256m 標高点南側の痩せ尾根 14:02
  • 発電所横 580m 14:44

雑記

13日午後から降り続いた湿っぽく大粒の雪は、日付が変わる頃には止みました。国道156号線の横から取付いて入山。最初のうちはかなり湿った雪がどっさり積もっています。

発電所の上部施設らしきモノのすぐ横を通過。標高1000mを超えると次第に雪質が良くなってきました。

尾根通しで1256mのプラトーへ。痩せ尾根を通過し、1405mピークの西側をトラバース。

1405mピークの西側をトラバース

1405mピークの西側をトラバース

1405mピーク南側にある鞍部を通り過ぎると、シッタカ谷左岸側の尾根伝いに登り始めるのですが、雪がどんどん深くなる上に急登のラッセルなので、もうヘトヘト。

滑り的に美味しい斜面を頂くだけなら、わざわざ1897m峰まで行く必要はないので(もう疲れたし)、1703m標高点付近でハイクアップ終了。

3月10日から12日にかけて、麓の白川村でも1m弱積雪が増えただけに、ちょっと心配でしたが、直近の積雪内にやや不安定性を感じるのみ。9日以前に形成されたと思われる1.5m下のMFcrまでさらに深く掘ってみたところ、積雪層は綺麗な正構造をなしていました。CTM12(RP) down 15cm in PP。

では、いっきまーす。

ドロップ!

ドロップ!

ちょっと湿っぽいけれど、ほぼストレスフリーで柔らかいディープパウダー。

広い斜面

広い斜面

中間部から下は広く綺麗な一枚バーンで最高!

上部を振り返る

上部を振り返る

中間部から下の一枚バーン

中間部から下の一枚バーン

ご使用の User Agent は埋め込み Flash 動画再生に対応していません。(Youtube ID: YYaVhr1YFqo)
まだまだ楽しめる~

まだまだ楽しめる~

美味しい斜面はここまで

美味しい斜面はここまで

以上、標高差500mほどのお愉しみでした。なんとなく、横前倉山の北東斜面に雰囲気が似ている斜面だった、という所感。

さて、北面シュートを満喫した後は、プラトーへ登り返します。ただし登り返すと言っても、ほぼ水平に、ちょっとだけ高度を上げる程度。なかなかこのルートは効率が良いと思います。

痩せ尾根から滑った北面を振り返る

痩せ尾根から滑った北面を振り返る

痩せ尾根でシールを剥がして、登った尾根の北側にある谷へとドロップ。

尾根北側の沢筋

尾根北側の沢筋

雪が腐っていて、せいぜい消化試合だろう程度に思っていましたが、予想外に谷の中の雪はそれほど悪くなっておらず、標高800mくらいまで十分楽しめました。

ご使用の User Agent は埋め込み Flash 動画再生に対応していません。(Youtube ID: z9GvYEVRXvs)

尾根に戻り、最後はデンデン虫が続々転がるようなベタベタの湿雪をやっつけて、国道に帰着。

期待以上に素晴らしいルートでした。こちらには陰険な狭窄部がない分、シッタカ谷より内容は充実しているかも。ラインを工夫すれば少々の悪天候でも楽しめそうだし、ぜひ次回は厳冬期に。


これまでのコメント

  1. gezanka より:

    お久しぶりです
    遠くから見てるとあのラインつながるように見えないのですが、写真拝見するとめちゃめちゃよさそうですね。来年行ってみよ。

    • ryo より:

      こちらこそ、おひさしぶりです。

      あの北面は、よくぞ人の手に依らずにこんな一枚バーンが出来たものだ、と感心するような斜面です。登り返してから滑る樹林帯の谷筋も疎林で楽しめます。是非来シーズン行ってみてください。

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