重力に戯れる愉しみ

主にバックカントリースキーの備忘録を書いています

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富士山 富士宮口 2010年6月6日

昨日に引き続きまた富士山でスキーです。

自転車のヒルクライムレースのせいで 6 日は朝イチから通行止めなのは、いちおう事前に下調べ済みだったので、前日の夕方のうちにスバルラインに入っておけば OK だろうというつもりだったんですが…。

  • 日付: 2010年6月6日(日)
  • ルート: 富士宮口五合目 ~ 山頂(往復)
  • スキー: Armada ARV
  • バインディング: TLT Vertical ST
  • ブーツ: Garmont Radium

河口湖駅で 3 人を拾い、夕食をとってから7時過ぎに料金所を通ろうとすると、「明日の朝は車が入っていちゃいけないんだよ!今すぐここで U ターンして引き返して!」と冷たくあしらわれ、引き返さざるをえない始末。

「エェ~、明日どうすんだ~?」と、しばし頭が真っ白になりましたが、みんなと話し合い、富士宮口へ転戦することに決定。ま、後悔してもしょうがないので、すぐに気分を切り替えて、御殿場方面へ車の進路を変更しました。

そんなこんなで、富士宮口五合目に到着したのは 21 時頃。すぐにテントを張って、暗闇の中ビールで乾杯して、すぐに就寝しました。

以上、めんどくさいプロローグでした。

さて、明けて 6 日の 4 時前には目を覚まして 5 時過ぎに出発。同じ時間くらいに出発する人達も多く、今日の富士宮口はスキーヤーで賑わいそうです。

六合五勺の小屋の手前で雪が出てきました。小屋の横の雪渓には雪がバッチリ残っていて、帰りはここも滑れそうです。夏道はまだ上の方まで雪がなさそうなので、アプローチシューズのまま行くことにしました。

七合目の小屋よりも上は雪のようなので、ここでスキーブーツとアイゼンに変えます。

昨日の須走口とは違い、こちらの斜面は波打ちもなく綺麗です。これは滑りもけっこう楽しめそう。

九合目より上は息苦しくなりつつも、山頂に到着。少し遅れている 3 人が到着するのを待ちました。風がやや強く吹いています。

小休止の後に最後のひと登りを頑張って剣ヶ峰へ到着。お疲れ様でした。

剣ヶ峰で景色を楽しみつつ長い休憩をとっていると、単独のボーダーの方とお会いしました。「どちらのルートからですか?」という話しになると、「河口湖口からですよ」とのお答え。「エェ~どうやったんですか~?」。

どうやら早い時間帯に入っていたのでお咎めなしというのが真相だったようです。五合目の駐車場でもお咎めなしだったそうな。・・・ま、我々は運が悪かったということで。今回は富士宮口でもそれなりに楽しめるならそれで良いってことで。

さて、これからどこを滑ろうかとみんなで話し合います。残念ながらお釜は汚くて滑る気が失せるほどなので、お鉢参りすることに。

スキーを履いて、トラバース気味に滑りあまりスピードを落とさないようにして、お鉢を時計回りに行きます。少しの登り返しで吉田大沢へのドロップポイントのコルへ。吉田大沢を眺めると確かに今日も何人か入山した人がいたようです。

ああ、吉田大沢を滑りたかったなあ・・・と後ろ髪を引かれる気分ですが、我々は富士宮口へ戻ります。ここからはアイゼンを装着して板を背負いました。

途中で見た宝永山へ落ち込む斜面(不浄流し、と後から知りました)も良さそうでしたが、素直に往路どおりに下るので、郵便局のところまで戻ってきました。

なるべく長く滑りたいので、私はさらに小ピークまで登り、そこからドロップ!

今日は快晴で、もう昼も過ぎているのに、ドロップしてすぐの雪は氷粒が大きいカキ氷状で、ターンするのに苦労しました。少し下って九合五勺より下は良い感じに緩んできました。富士宮口の斜面は幅が狭く豪快な滑りとは言い難いのが残念ですが、雪のコンディションはまずまずなのでそれなりに楽しめます。

ブル道が除雪されていて一旦板を外しましたが、登りで予想していたとおり、七合目の小屋まで滑ることができました。

後はアプローチシューズに履き替え、五合目に下るのみ。五合目から下は雲海に隠れていて、なかなか幻想的な風景でした。

トラブルのせいで転戦した挙げ句の富士宮口でしたが、剣ヶ峰に登り、お鉢参りもして、滑りもまずまず。富士山らしさををひととおり楽しめた一日でした。


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