重力に戯れる愉しみ

最近はフリークライミングばっかり。

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大崩山 2011年1月22日

平湯定着の2日目。天気がそこそこならば、この日は四ッ岳に…のつもりで早起きしてみましたが、夜半からガンガン雪が降っていて気が削がれたので、ついつい二度寝 Zzzz。

おもいっきり寝坊して、目覚めると8時頃という遅い時間でした。「今日は短めのルートにしておくか」ということで、輝山と迷った結果、第三尾根に決定。最初は「久手牧場から夫婦松くらいまで」程度にしか考えていませんでした。

それはさておき、この日の朝に私の喉に現れた痛み。これのせいで後々散々な目に遭うことになろうとは…このときはツユ知らず。

GPS Log

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(赤: シール歩行、青: スキー滑走)

記録

日付2011年1月22日(土)
天気小雪
ルート
  • 久手牧場入口 1381m 9:05
  • 夫婦松公衆トイレ(地点A)1962m 10:50/10:56
  • スカイラインと交差(地点B)2293m 12:19
  • 大崩山山頂の手前(地点C)2500m 13:33/13:36
  • 夫婦松公衆トイレ(地点A)1962m 14:09
  • 久手牧場入口 1381m 14:58

雑記

まずは夜を明かした平湯料金所の駐車スペースから移動します。

平湯トンネルをくぐる前に、平湯キャンプ場の様子を少し偵察しておくことにしました。この時間になっても1本のトレースもないことを見ると、この日の入山者はゼロのようです。ただ、私と同じように偵察に来ているらしき車が1台。

「あれ、この車のオーナー、どっかで見たことがあるような・・・」という疑問は後で明らかになることに。

さて、偵察をすませ、結局は久手牧場までやって来ました。寝坊の結果、冬山にしては遅すぎる9時入山となりましたが、「まあ、出発が遅いなら遅いなりに、適当に途中で引き返せば良いや」ということで夫婦松まで往復する程度のつもりでまずは出発。

久手牧場入口

久手牧場入口

久手牧場入口の駐車スペースにはすでに車が数台停まっています。

久手牧場の積雪は十分

久手牧場の積雪は十分

もう何人もが出発した後なのでトレースもバッチリ。

天気は、小雪こそ振り続いているものの、時々青空が覗いたりと、さほど悪くはないようです。

久手牧場上部へ

久手牧場上部へ

トレースがあると楽なもんです。牧場上部までの急斜面もぐいぐい登り上げ、樹林帯に入る手前で大人数のパーティを一気に抜きました。

夫婦松

夫婦松

それからひと登りで夫婦松に到着。出発して2時間弱とはなかなかのペース。風を避けるため公衆トイレの陰で一休みとします(地点A)。

さて、とりあえず予定していた夫婦松には登りましたが、時間もまだまだ早いし、先行トレースはさらに第三尾根に延びているので、有り難く拝借してもう少し上まで行ってみることにしました。

乗鞍スカイライン上も積雪は多い

乗鞍スカイライン上も積雪は多い

先行のパーティは、このルートに慣れているようで、乗鞍スカイラインのヘアピンカーブが尾根と接するところなど、上手く処理していました。

2228m標高点のヘアピンカーブを超えて少し登ったところで、ようやく先行の3人パーティの姿が見えました。

先行パーティに追い付いた

先行パーティに追い付いた

乗鞍スカイラインと交差する地点(地点B)で先行の3人に追い付き、ラッセルのお礼をしました。本当に有難うございます!

3人の方々はここで時間切れとして、引き返すとのこと。私はトレース拝借したおかげで体力も温存できているので、引き続き猫岳か大崩山まで目指そうと思いました。ラッセルなしで全然苦労しないのも、なんだか申し訳ないような、物足りないような気もするので。

猫岳の場合、吹きさらさしのスカイラインを長々と歩くことになりますが、この天候では気乗りしなかったので、今回は大崩に決定。

尾根伝いにそのまま登り、樹林がなくなり開けてくると山頂が近づいたことが判ります。さすがに山頂付近は視界が悪く、しかも大崩山の北東斜面は急に切れ落ちていて、ヘタに近づいて滑落すると危険なので、山頂手前の約2500m(地点 C)で終了としました。

とっとと下りたいので、手早くシールを剥がしてGO!あっという間にスカイラインまで下り、その下の2228mヘアピンカーブまでは樹間も広くてまずまず楽しめました。久手牧場上部で追い越した大人数パーティと、ここでまた一緒になりました。

私はといえば・・・それより下では、ついつい調子に乗って滑っているうちに登りトレースを外して、スカイラインへ一気に下ってしまい、ノートレースのスカイライン上を下りラッセルする場面もあり・・・しかもそれを 2 回も繰り返してしまったというおバカさん。学習能力がないのでしょうか?

さて、次第に樹林が濃くなる第三尾根をどんどん下り、夫婦松も通過して往路を戻ります。

牧場まで下ってくると、オープンバーンだけあって今まで以上に滑りが楽しい!

ただ戻るのももったいないので、登り返し覚悟で1657m標高点の南側にある斜面もついでに楽しんでみました。

牧場下部・最後のお楽しみ斜面

牧場下部・最後のお楽しみ斜面

牧場下部のオープンバーンもまずまず楽しめて、牧場入口に到着。途中で下りラッセルがあったり、わざわざ登り返しを一本入れたにもかかわらず、滑り出しから1時間ちょっとでした。

気温が低かったおかげで、最後の最後までパウダーという良いコンディションでした。

当たり前と言えば当たり前ですが、つくづく思ったのは、トレースの有無でこうもスピードに差が出ること。前日の金山岩と比較すると歴然です。今日は楽させてもらいましたが、こういう他力本願的な甘ったれ山行に慣れきってはダメですな。


これまでのコメント

  1. maoyuki より:

    みなつりさん こんにちは
    maoyukiです

    1日カスっていたのですね。
    日曜までいれば四ツ同行できたのに・・・。
    偵察に来ていたクルマはひょっとして有名HFコンビのFさんのでは?

    みなつりさんは私と同様に人のトレースでラクしてはいけない派なのかな。

    ところで猿ケ馬場リベンジですが今度は荻町集落からではなく
    東側の飛騨河合パーキングから攻めて見たいのですが
    一緒にいかがですか?

    • ryo より:

      maoyukiさん、こんばんは、
      ご明察です。私と偶然同じ時間にキャンプ場で偵察されていたのはFさんでした。そのときMさんもご一緒でした。

      いやいや、ひと様のトレース拝借すると良心の呵責が・・・ってほど、私はストイックな人間じゃありませんよ。既にあれば有り難く使います。
      ただ、拝借するばっかりというのも、山屋としてどうかとは思いますが。ラッセルって大変だけど、真っ白で綺麗な斜面に自分が最初のトレースを引くのは、なかなか気分の良いものですよね。

      飛騨河合PAから猿ヶ馬場山リベンジ、良いですね!その計画乗ります。ぜひご一緒させてください。
      栗ヶ谷沿いにアプローチして籾糠山を経由するルートなら、以前Webでレポートを見たことがあります。

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