GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2011年1月4日(火) |
天気 | 晴れ |
ルート |
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雑記
出発の直前まで遠見尾根にしょうか迷ったあげく、結局は八方尾根に決定。
ゴンドラでは唐松岳を目指すという単独の方と同乗して、いろいろとお話を。
八方池山荘でシールを貼って出発準備。天気はまずまずで、青空が見えています。
単独の方はなかなか馬力があって、八方池山荘を出発するとすぐに引き離されてしまいました。
ちょうど 1 時間ほどで下ノ樺に到着。ここで一休みとします。
下ノ樺からの急登は、雪も柔らかくシールのままで登り切れました。登り切ると、先行していた 4 人パーティがちょうどドロップしようとしているところでした。
私はなるべく上から滑りたいので、2361m ピークまでもうひと頑張りすることに。この後は次第に風が強くなってきました。
単独の方が付けてくれたトレースは 2361m ピークの南側をトラバースしているので、そのトレースから外れてピークまでラッセルしながら最後の登りを頑張ります。わずかな登りですが、これが案外キツかった。
2361m ピークに登り着くと強烈な風が吹いています。これは寒くてたまらないので、さっさとシールを剥がしてドロップすることに。そうこうしていると、例の単独の方がこちらへ引き返して来ました。さすがにこの突風では唐松岳まで行くのを諦めたとのこと。結局この方とは二股まで一緒に行動することに。
さあ、お待ちかねのドロップ!
昨日からの新たな積雪がないので、締まった感じのパウダーですが、なかなか楽しめます。
ただ、運の悪いことにドロップと同時にガスが濃くなってしまい、前に前にと突っ込んだ滑りができず、ちょっと残念。
無名沢の本流に合流してからの下部はパックされていてイマイチでした。
無名沢はそのまま下らず、右へ右へとトラバースして平坦な台地の上へと移動しました。トラバース中に隠れていた岩のせいでスキーが「ガリッ」と・・・あぁまだ新しい板なのに。
台地北側の広い急斜面は、雪がかなり重くなっていてイマイチでした。表面の薄いクラスト層が滑るたびに下に落ちていって、ちょっと嫌な感じ。
さすがにまだ時期が早過ぎると思ったので、大滝は右岸から巻きました。そして今回心配だったのは、その下がスノーブリッジでつながっているかでした。
実際には、まだ穴が開いているものの、問題なくスキーのまま通過できました。
湯ノ入沢はスノーブリッジができていないので、板を外して渡渉しました。
この時期はまだ水流も少なく渡渉は楽なもの。
後は踏み固められた林道をのんびり滑って二股に到着。
同行した方も同じく八方第 2 駐車場に停めていたので、タクシー料金を割り勘できてラッキーでした。
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