GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2012年2月19日(日) |
天気 | 快晴 |
ルート |
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雑記
今日は明け方前から晴れて星が綺麗でした。晴れると放射冷却で気温が下がるわけで、車の外気温計を見るとなんと-14℃。こりゃ寒いはずだわ。
まだ真っ暗な平湯キャンプ場を出発。
我々が今日の一番手ですが、昨日(?)のトレースの上に新雪が多くても10cm被っている程度なので、ラッセルらしいラッセルもほとんどなしで順調に進みました。
ほぼ1ヶ月前の前回と較べると、十分雪が増えていますね。大滝川の渡渉点にはしっかり分厚いスノーブリッジができていて、安心して渡れました。
北面台地を上がる途中で振り返ると、朝日に照らされた焼岳の姿が。下堀沢…滑りたかったなぁ。
1900m付近の平坦地まで来ると、先行のトレースの人達のものらしきテントがデポされていました。大学生のパーティが泊まっていたようです。我々よりも先にハイクアップして上を目指しているみたい…ってことは、ファーストを取られちゃうかも。
巨岩下の森林限界まで登ったところで大学生に追いつき、ラッセルのお礼をしました。有難うございます。山中2泊で今日下山とのこと。なるほど、登りトレースは2日前のものだったのか。彼らは山頂には行かずに、もうここからドロップするみたい。もったいないな~。
森林限界の標高まで上がってくると、日陰ということもあり、ちょっとした風が吹いてもメチャメチャ寒くなりました。やっぱり今日はかなり気温が低いんだなあと実感します。指先がかなりヤバい状態で、ジンジン痺れる~。
トラバースして日当たりが良い北面シュートまでやって来ると、ようやくお日様の暖かさに助けれられました。
雪庇を越えてから上もそれほどカリカリじゃなかったので、シールのままで登れました。
後続の人達がぞろぞろ。
水平移動の「回廊」はあいかわらず氷と岩でゴツゴツですが、それでも先月よりはマシでした。山頂直下の沢状地形もかなり雪が増えていました。
というわけで…今日はちゃんと登頂できました。後続の人達も次々に登頂してきます。
誰も言葉には表さないけれど、我先にドロップしたくて皆さんピリピリしている山頂。我々がお先に失礼して、今日のファースト、頂きます。
さ~て、山頂からドロップ!山頂直下から回廊までは、ウィンドパック気味でしたが、十分楽しめました。
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ゴツゴツの「回廊」はスキーを履いたまま強引に突破。
今日のメインディッシュは北面シュート。白いキャンバスに我々のシュプールをしっかり刻み付けて、んん~快感!
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GoPro 動画もやっぱり晴れた時の方が良い感じ。
快晴でしたが気温が低かったので、その後もキャンプ場までずっと軽軽パウダーが楽しめました。やっぱり北面&樹林帯は良いなあ。楽しかった!
みなつりさん こんばんは
好天に恵まれて羨ましいですなあ。
動画も繰り返し見てしますね。
終わりの静止画3枚は印象深く”スプレー上げまくり!”は絵になるね。
良い天気でしたが、とにかく寒かった~!
実際のところ、北面シュートはちょっとパック気味だったんですが、改めて写真で見ると結構ハデにスプレーが上がっていて、撮った本人が驚いています。
さて、今シーズンのパウダーも、もうそろそろ終わりですね。どこに行きましょうか。