記録
日付 | 2012年6月30日(土) |
天気 | 晴れのち曇り |
ルート |
|
雑記
ようやく梅雨の晴れ間に当たり、朝から気持ちの良い青空になりました。
別当出合を出発、登路は砂防新道で。
しょっぱなの吊り橋は、冬に入ると渡り板を外されて、恐怖の橋と化してしまうんだそうな。
甚之助避難小屋でひと休み。最近建て替えたんだそうで、ずいぶん綺麗な小屋になっていました。
小屋前のテーブルで休憩中、クロカン板を背負って登る方にお会いしたのでちょっとお話をすると、「山頂直下から滑るつもり」とのこと。しかも、南竜山荘の辺りまで雪が残っているんだとか。ホントにそんなに雪があるの…?
甚之助避難小屋から上のトラバース路にはまだ残雪がありました。
黒ボコ岩まで来ると、ようやくジグザグの急登も終わり。弥陀ヶ原に登り上げ、白山の山頂とご対面。
なるほど、さっきは「滑れるほど雪が残っているもんかね~?」と半信半疑だったけど、予想以上に多かった。例年以上の残雪量だそうです。
室堂で小休止しながらルートを検討。今日はちょっと欲張って「御前峰、剣ヶ峰、大汝峰の3ピークを踏もう」ということにしました。室堂帰着のタイムリミットは12時。
御前峰の山頂は人だらけで面白くないので、滑走屋視点での周囲の偵察を済ませると、すぐに立ち去りました。
無雪期の東面台地もしっかり観察しておきました。下部はかなり鬱蒼としていて、とても滑走向きには見えないけれど、これを覆い隠すくらいの大量積雪があるってわけか~。
蟻地獄みたいで嫌らしいザレ場を下って、まだかなり残雪が多い火口底へ。
お次は、剣ヶ峰。有るような無いような踏跡を辿り、山頂に到着。
御前峰とは対照的に、我々の他には先行の2人がいただけで、静かなピークでした。やっぱり山は静かに限るのだ。
もちろん滑走の下見も。剣ヶ峰と大汝峰の間の広大な斜面から、東面台地へとラインをつなげると楽しそうだなあ…。上手くつながるかは判らないけど。
さて下山。剣が峰からの下りは、浮石だらけで登り以上に神経を使いました。
んで、さきほどの山頂から見えた、妖しい藍色の池が気になっていたので、見に行ってみることに。
面ツルの雪斜面(スキーで滑ると気持ち良さそうだったなぁ)を下って池の岸に近づいてみました。
なるほど、かなり透明度が高くて綺麗な水のよう。でも不自然なくらいの藍色で…なんだか、ブルーレットが溶けたみたい(もうちょっとマシな喩えはねえのか)。
で、結局時間切れで大汝峰は止めにして、室堂に真っ直ぐ帰ることに。
室堂から見ると「斜度がキツくてちょっと苦労するかも」と思った残雪斜面は、案外斜度が緩く、踵キックステップを切りながら走れば楽勝でした。
室堂で大休止して昼食。しかしまあ、今日の入山者はものすごい人数だね…テーブルの確保にも困るほど。
今日の天気予報は下り坂。室堂を出発し始める頃には雲が厚くなってきました。
下山路は観光新道で。砂防新道よりもこっちの方が眺めは良好でした。
途中の避難小屋は、眺めの良い尾根上にポツンと建っていて、その雰囲気が気に入りました。そのうち泊まってみたいな。
今シーズンは残雪が多いせいか、花はあまり咲いていませんでした。所々で目についた程度。
別当出合に下山した人々の多くが、鳥居をくぐってから山に向かって合掌一礼していたのが印象的でした。信仰の山らしい情景。
それにしても、別当出合まで長く感じたな~。久し振りに歩くだけの下山だったので、実質の距離と標高差以上に疲れた感じ。やっぱり滑走とは筋肉の使い方が違うんだなあ。気分だけじゃなくて足も夏モードに切り替えなければ。
こんばんは。僕も昨日(7月15日)会社の人と白山に登ってきました。3連休の中日とあって、1人だと居場所に困りそうなくらいの人の多さでした。天気悪くて展望はダメでしたが、花は沢山咲いていました。写真の黄色い花はたぶんキンポウゲですね。
お久しぶりです。お~白山に行きましたか。花は先月末に較べるとだいぶん増えていたでしょうね。
あの花はキンポウゲですか。もしかしたらそうかもとは思っていましたが、やっぱりそうですか。とは言いつつ、実は私めキンポウゲとキンバイの見分けすら自信が持てなかったりしますがw
そういえば、GWの記録を書くのを放ったらかしたままなのを思い出しました。そろそろ記憶が風化しないうちに書いておかなきゃね…。