記録
日付 | 2012年11月3日(土) |
天気 | 晴れ |
ルート |
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雑記
今回は須走口から登りました。残雪期のスキーで来る時はいつもブル道を登りますが、今回は夏道登山道を使いました。
五合目を出発しようとしていると、小屋のおじさんから声がかかり、キノコ茶を振る舞って下さいました。香ばしくて旨かった。おじさんによると、今年の富士山の冠雪は早いとのこと。
七合目あたりから雪が付き始めました。
七合目の太陽館でアイゼンを装着。
振り返ると雲海が下界を完全に覆い隠していました。見渡す限り雲雲雲でした。
ずっと上まで締り雪なのでアイゼン歩行は楽でした。
山頂直下だけはちょっと吹き溜まっていて、ズボズボと沈みました。次第に風が強くなってきました。
そして鳥居をくぐれば…
久須志神社に到着。今回は9人パーティと大人数でしたが、約6時間半というまずまずのペースでした。個人的には体調がイマイチだったせいか、ちょっとキツかった…。
空は快晴。気温こそさほど低くはないものの、なにしろ風が強烈に吹くので、山頂部は寒かったこと寒かったこと。早く下山したいし、時間的にも余裕がないので、今回はお鉢巡りは止めました。
でも、みんなとりあえずピークは踏みたかったらしく、大日岳に登り始めました。私は何度も来ているし…まあ良っかということで、中途半端なところで引き返しましたけど。
さむ~い。早く下山したい。
お釜も白くなってきました。また来年の残雪期もこの景色を見に来よう。
下山を始めた頃には東側斜面は完全に日陰になって、急速に雪面が硬くなり始めました。ちょうど良い斜面だし…ということで途中で滑落停止訓練をやったのですが、結構本気で制動をかけないと停止しないくらいに硬かったので、実地に即した良い練習になりました。
アイゼン取り外しは太陽館にて。本六合からは砂走りの下山路を駆けて五合目まで良いペースで下れました。
この日の夜は五合目で宴会。そして以下おまけ。
翌4日朝も快晴でした。昨日とは違いひと欠片の雲もない空で、素晴らしい景色でした。
時間が余っているので幻の滝までお散歩しました。
我々が幻の滝に到着した少し後、二人組が須走口五合目からやって来ました。「このまま真っ直ぐ上がり、御中道を通って御殿場口へ下山する」とのこと。富士山のバリエーションルートも、最近ではずいぶん多くの人達に歩かれているんですね。
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