GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2013年3月23日(土) |
天気 | 高曇り |
ルート |
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雑記
シーズン後半につき今更感モリモリですが、GPV 気象予報というサイトの存在を知りました(シャルマン中の人様のおかげ)。降雪の予測に有用そうです。それによると22日夜から23日未明にかけて白山周辺や頸城山塊周辺で降雪予測とのこと。
んで、平瀬の道の駅に到着してみると、夜明け前に雨がポツポツ…。一気にやる気低下。雪じゃねえのかよ~。
6時を過ぎると雨が完全に止み、ようやく入山しようかという気になってきました。
国道156号線の駐車スペースに車を停め、から弓ヶ洞谷左岸の林道へ進入。概ね路上に雪は残っていましたが、一部板を外す部分もあり。
弓ヶ洞谷下部は見てのとおりの荒れっぷり。枯れ枝がそこら中に散乱しています。
オレンジ色の棒はカーブミラーの支柱でした。いくら通行の安全のためとはいえ、こんな場所にカーブミラーを置いたところで、直しても直してもキリがないんでないの?
スノーブリッジが残っている所を見つけ、早めに右岸に渡りました。渡った場所のすぐ上流にまで大規模なデブリが達していました。
上の方はガスって嫌な感じ…。
ぎゃ~デブリ地獄!二俣まで来るとデブリの出元は右俣と判明。こりゃもう弓ヶ洞谷右俣は板を履いたまま通過するなんて、絶対に無理。
二俣からは南側の尾根へと登行。
尾根へ登っている途中、左俣の様子を伺ったところ、左俣の中間部にも大規模デブリが。とてもとてもスキーでまともに滑れそうにありません。む~あわよくば左俣を滑ろうと思ったけれど、こっちも無理か。
でも、悪いことばかりじゃありません。標高の高い所を見ると、木々に霧氷が付いています。ってことは、山の上は雪だった確率大。で、この日はけっこう低温を維持しているので、もしかするともしかするかも(あれ、過度な期待はやめるんじゃなかったの?)。
1369mピークの西側をかすめ、1534m標高点へと登ります。
薄っすらだけど、新雪が被っていますね。ちょっと期待しちゃいますよ。タイミング良く空も晴れ上がってきました。
前回の反省もあり、今回はちゃんとクトーを持参しましたが、案外雪は柔らかく危うさを感じる箇所はありませんでした。
平瀬からの登山道の尾根とのジャンクションピーク、1956m標高点で今回はハイクアップ終了。
三方崩山の山頂は、まだけっこう遠いなあ。ま、単純に滑りを楽しむだけなら、三方崩山の山頂まで行っても特にご利益はありませんが。
少し先のナイフリッジまで足を延ばし、弓ヶ洞谷左俣の上部を偵察してみました。
お~直線的に落ちて良さげな谷だなあ…新雪で綺麗になっているし。ただし、コンディションを確認してみたところ、日当たりの悪い北面だけあって、新雪層の下にはアイシーな凸凹隠れキャラが潜んでいる模様。まあ、ハイクアップの途中でデブリを見たので、もとよりここを滑ることは諦めていますが。
さて、今回は登路の尾根と平瀬からの登山道の尾根との間の谷を滑るつもり。こっちは新雪層の下が緩いザラメなので、いくらか滑りも楽しめるはず。
では、新雪が吹き溜まっているかもと期待してドロップ。
やったあ、パウダーゲット!…と言ったら誇張しすぎ。せいぜい数cm程度のプチパウダーです。でも今シーズンはことごとく期待が裏切られたことを考えれば上出来。
もっと谷の下まで滑り込んで1369mピーク西側の鞍部まで登り返そうかとも思いましたが、下部はあまり旨味がなさそうな雰囲気だったので、適当なところで尾根に復帰。登り返しなしとしました。
二俣までは北面の疎林の中を滑走。日当たりが悪いのでちょっとガリっぽい雪でした。今回は条件が悪かったけれど、この疎林、樹間が広くて実に良い感じです。天候や積雪安定性が悪くて谷を滑れない場合でも、代わりに十分楽しめます。やっぱりこの山域ってポテンシャル高いなあ。
下部は散乱した枝やイタツカミさんとの格闘もありで、やっぱり修行系。フッ素ワックスでも滑らず、さらにその上にNOTwaxを上塗りしても全然滑らねえでやんの。
山上で冬を感じ、麓で春を感じた一日でした。
来年こそはここでパウダーをゲットしようと思いつつ、そろそろ気持ちをザラメモードに切り替えるとしますかねえ。
こんにちは
この時期、三方崩でプチパウダーゲットならマズマズではないでしょうか。
来シーズンはここ攻めましょうや。
ところで4月に白山行きますか?(平瀬から)
土曜か日曜になるけど・・・
こんにちは、
つくづくハイシーズンの三方崩山を滑れず心残りです。まあ、来シーズンへの宿題ですね。
4月の予定は今のところ日程検討中です。