記録
- 日付
- 2011年8月14日(日)
- 天気
- 曇り
- ルート
- 雌阿寒温泉 710m 8:48 ~ 雌阿寒岳 1499m 10:40/10:59 ~ 阿寒富士 1476m 11:50/12:15 ~ オンネトー登山口 640m 13:51 ~ 雌阿寒温泉 710m 14:43
雑記
昨日は一日中フェリーでゆっくり過ごして体力を温存していたので、真夜中のドライブも苦にならず、一気に道東まで距離を稼ぎました。道東道のおかげで、予想よりもずっと早く足寄に到着。この夜は道の駅で夜を明かしました。
予報ではちょっと悪そうな天気でしたが、朝起きてみるとまずまずな感じ。ということで、雌阿寒岳と阿寒富士でも登ってみようと思いました。ただ雌阿寒岳まで往復するのも面白くないので、阿寒富士を絡める周回ルートにしてみます。
雌阿寒温泉の駐車場に車を停めて出発。さすがに百名山だけあって、大勢の登山客がいました。
北海道の山といえば、数年前に旭岳を登ったのが初めてでした。あの時はロープウェイで一気に登ったので特に気づきませんでしたが、今回は700m位から全て足で登ったので、改めて北海道の山の森林限界の低さを実感。1000m程度でハイマツが現れるなんて、やっぱり本州と違いますね。
富士山で滑って以来、山にも登らず身体が鈍っていましたが、まずまずのペースで登れました。
深い深い火口は底まで垂直に落ち込んでいて、覗き込むと怖いくらいです。
しばらく火口縁を伝うと、雌阿寒岳の山頂に到着しました。
山頂は人でいっぱい。
阿寒湖との間に広がる荒々しい地形は、まるで地獄谷のよう。見入ってしまいました。
そろそろ出発しますかな。火口縁を下って行くと、火口底の青沼が。その向こうにはいかにも成層火山って形をした阿寒富士が。
8合目まで歩きにくいザレ地を下って、阿寒富士へと登り返します。
火山礫をジグザグに登る道は、本物の富士山の砂走りと似ていて、まるでアリ地獄のようでした。一歩一歩の足取り重く、登りではでペースが上がりません。
それにしても、雌阿寒岳と阿寒富士って双子のように隣り合った山なのに、山肌の色が全然違うのが面白い。前者は黄土色で、後者はほぼ真っ黒。
先ほどの雌阿寒と違い、百名山ではない阿寒富士の山頂は人も少なく静かでした。阿寒富士も良い山なのになぁ。みんなこっちにも来れば良いのに。
高曇りで景色の輝きがイマイチぱっとしませんでしたが、まあ雄大な景色も見られたし上出来上出来。そろそろオンネトーに下山します。
登りづらかった分、阿寒富士の下りは砂走りの要領でザクザクと快調に飛ばせました。とはいえ、ローカットの靴を履いていたので、靴の中がジャリジャリになりましたが。
下山したのは、国設野営場のすぐ横のオンネトー登山口でした。
雌阿寒温泉までの遊歩道の入口が判らずちょっと迷ってしまいましたが、野営場の管理人さんに聞いたら、なんのことはない、キャンプサイトを横切っていくとのこと。
湖岸の遊歩道からアカエゾマツの大木が茂る林間に入ると、ハイキングコースだというのに踏み跡が薄く、まるで深山の中のようでした。
雌阿寒温泉の駐車場に戻ってくると、雨がパラパラ降ってきました。山行中は天気がそこそこだったのは、まあラッキーでした。
温泉はすぐ近くの野中温泉で。石鹸を置いていなかったので、サッパリできませんでしたが…。
ついでに阿寒湖観光できればさらに良しですが、時間も遅いので残念ながら素通りしました。明日はたかやさんと合流する予定なので、東へ東へと向かうことにします。買い出しで立ち寄った弟子屈を過ぎると、いよいよ土砂降りになってきました。明日の天気はどうなることやら…。
この日の移動は清里町の道の駅「パパスランドさっつる」まで。ここで夜を明かしました。
ヤアーお久。山行記録をみたどー!
なんだホッキャードーに行ってたのね。
拙の田舎がオビヒロなのでおせっかいなアドバイスできたのにー。
アカン富士登ったのは正解ね。
アッチの方からメアカン・オアカンを眺めるのが地元岳人の通なところなんです。
ホッキャードーの隠し湯は石鹸無いのが当たり前。(今は立派な風呂なのかな?)
昔拙が初めて野中温泉に入った時は洗い場は無く、
開放窓から浴槽に向かって蛇が入ってきたことがあったのよー。
足寄よったんですね。 もう嫌いになったんですが歌手の松山千春の家があります。
もう廃れれてると思うけど・・・。
旅の続きまだ有るんだね。ワクワクして待ちます。
ではまた・・・
お久し振りです!そういえば maoyuki さん、北海度ご出身でしたね。
今回はあまり天候に恵まれませんでしたが、ほぼ1週間の北海道の旅、いろいろな山に登れて楽しめました。本当はもっと行きたい所もあったのですが、広い北海道、1週間では足りません…。
阿寒富士に登って正解でしたか!勝手知ったる maoyuki さんのオススメなら、登っておいて正解だったと思います。
石鹸はなかったけれど、野中温泉は野趣にあふれた良い温泉でしたよ。もっとも、そんなに奥地って感じではなくて、立派な建物でした。
立ち寄らなかったけれど、確かに足寄には松山千春生家の案内板がありましたね。
旅の続きは、徐々にアップしていきます…。