シャスタ山、シャスティーナ山から下山した5月2日はWeedのモーテルに飛び込み投宿。やっぱり山の疲れはけっこうなもので、翌5月3日はダラダラと遅めの起床になりました。
朝食はピザ。モーテルの近くにあるリカーストアでtuttyさんが仕入れてきました。なにしろデカくて、3人で分けても腹一杯。
さて、シャスタ山に引き続き、天気が良ければラッセン・ピーク(Lassen Peak)にでも行こうと思っていました。しかし低温で雨の予報だったので、山行きは却下。
となると日程的にもう山に行く余裕はないので、まるまる2日かけて、のんびりサンフランシスコに戻ることにしました。
まずは、Weed の町外れにあるクリスタルガイザーの工場を見物。見物と言っても中に入って見学するわけじゃなく、外からチラッと眺めただけですけど。
クリスタルガイザーは、ここ以外にホイットニー山麓でも取水しているようですが、大塚食品経由で日本に流通しているものは、ここシャスタ山麓のもののようです。
そして、Weed から少し離れた山間へと移動。
Stewart Mineral Springs という所で入浴しました。熱い温泉が湧いているのではなく、低温泉を沸かしているそうです。日本で言うところの、鉱泉のようなものでしょうか。
かなりの強アルカリで、石鹸なしで肌がスベスベになるのは良いけど、スリ傷にヒリヒリしみてしまいます。推奨の入浴方法は、「鉱泉浴」、「サウナ」、「川での冷水浴」を繰り返すというものですが、川には冷たすぎてとても入る気になれませんでした。
シャスタ山がパワースポットだのなんだのと持て囃されているせいか、やたらとスピリチュアルな雰囲気を押し出していたのがチト笑えました。なんかインドっぽい小物やらが飾られていたり、怪し気なBGMを流していたり…。
ちなみに、鉱泉には個室のバスタブで浸かるのですが、それ以外の空間は基本的に混浴です(いちおうバスタオルは巻くけど)。正直こんな開けっ広げな場所がアメリカにあるとは意外でした。
スベスベするやらヒリヒリするやらの入浴後、再びMount Shasta Cityに戻って、”Mt. Shasta summited”とプリントされたTシャツなど、ベタなアイテムをお買い上げ。シャスタに登った話をしたら、Tシャツ屋のおばさんが言うには、「まだちょっと時期が早かったでしょう?でも雪が多い分、落石がなくて良かったかもね」とのこと。さすが、地元だけによくご存じでした。
その後、なんとなくノリで太平洋を見に行こうということになったので、レディング(Redding)まで南下してからState Highway 299をひた走り、太平洋沿岸の街、ユーリカ(Eureka)に到着。ReddingからEurekaまでは、延々山越えの道でした。
Weedでの前泊と同じく、この夜も飛び込みで入ったモーテルに宿泊。
夕食はモーテルの近くの中華料理屋で。ビュッフェ形式だったのでついついたくさん食ってしまいました。あ~なんかしばらくぶりにアジアンな料理を食うとホッとしますね。なんか胃が癒される感じ。
ちなみに、カリフォルニア滞在中に泊まった宿は、安いモーテルも含めてほぼ全てWi-Fiが無料で使用できて便利でした。この点では日本はまだまだ遅れていますね。インターネットが携帯電話端末から利用されることに偏重している日本の特異な事情を考えれば、まあ仕方ないかなあ。
さあ、もう翌5月4日はサンフランシスコに戻るだけ。連休もあと残すところわずかです。
コメントをどうぞ