GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2013年3月15日(金) |
天気 | 快晴 |
ルート |
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雑記
信濃町からの道路上には薄っすら雪があって少し期待したのですが、戸隠大橋に着いてみると、ガチガチの氷の上に、薄皮一枚程度の新雪が載っている程度。ま、そんなもんでしょう。過度な期待はいけない。
太陽が昇ってくる頃に戸隠大橋を出発。雲ひとつない快晴で気分の良い朝です。ちゃんと雪が緩んでくれるかなぁ…けっこう気温低めの予報だけに心配。
佐渡山南のコルまで2時間ほど。コルには立派な雪洞がありました。ごく最近使ったという感じでした。
シールを付けたまま、氷沢川へ滑り込みます。
スノーブリッジはまだまだ至る所にあり、渡るのに問題なしでした。
開けて平坦な幕営適地が見つかりました。割れた沢から直接水を汲み上げるにも好都合な場所だったので、結局今回は雪から水を作る必要なしでした。
湯を沸かしてコーヒーを飲み、まったりしてから、五地蔵山へ。
北東斜面末端の尾根を登って始めは良かったのですが、次第に急になると硬い雪面の登りがキツくなりそうなので、日当たりの良い東尾根に進路変更しました。
東尾根から五地蔵沢へ落ちる斜面を見下ろすと、全層雪崩で根こそぎ落っこちていました。下部はデブリだらけだし、今シーズンは五地蔵沢はもう残念ながら賞味期限切れですね。
登った尾根から見る限り、北東斜面はかなり硬そう。やっぱりもうちょっと気温が上がってくれなければなあ…。
五地蔵山の山頂に到着。360度の素晴らしい眺めをしばし堪能。
さて、滑走ですが、カチカチ北東斜面だけを滑ってもつまらないので、よく緩んだ五地蔵沢源頭部を絡めることにしました。とはいっても、早々に軌道修正しないと元に戻れないので、五地蔵沢を滑るのはほんのちょっとだけ。
で、軌道修正後は硬い斜面の修行系滑走。表面の新雪がズルズルに融けた幕営地の付近には、イタツカミさんが生息していました。
てな感じで初日のショートツアーは終了。
テントの横に雪のテーブルを造り、日が落ちて寒くなるまでの午後の時間を、の~んびり過ごしました。こんなに楽しい雪上テント泊は春山だからこそ。厳冬期ならこうはいかないもんね。
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