GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2015年3月14日(土) |
天気 | 曇りのち小雪 |
ルート |
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雑記
13日午後から降り続いた湿っぽく大粒の雪は、日付が変わる頃には止みました。国道156号線の横から取付いて入山。最初のうちはかなり湿った雪がどっさり積もっています。
発電所の上部施設らしきモノのすぐ横を通過。標高1000mを超えると次第に雪質が良くなってきました。
尾根通しで1256mのプラトーへ。痩せ尾根を通過し、1405mピークの西側をトラバース。
1405mピーク南側にある鞍部を通り過ぎると、シッタカ谷左岸側の尾根伝いに登り始めるのですが、雪がどんどん深くなる上に急登のラッセルなので、もうヘトヘト。
滑り的に美味しい斜面を頂くだけなら、わざわざ1897m峰まで行く必要はないので(もう疲れたし)、1703m標高点付近でハイクアップ終了。
3月10日から12日にかけて、麓の白川村でも1m弱積雪が増えただけに、ちょっと心配でしたが、直近の積雪内にやや不安定性を感じるのみ。9日以前に形成されたと思われる1.5m下のMFcrまでさらに深く掘ってみたところ、積雪層は綺麗な正構造をなしていました。CTM12(RP) down 15cm in PP。
では、いっきまーす。
ちょっと湿っぽいけれど、ほぼストレスフリーで柔らかいディープパウダー。
中間部から下は広く綺麗な一枚バーンで最高!
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以上、標高差500mほどのお愉しみでした。なんとなく、横前倉山の北東斜面に雰囲気が似ている斜面だった、という所感。
さて、北面シュートを満喫した後は、プラトーへ登り返します。ただし登り返すと言っても、ほぼ水平に、ちょっとだけ高度を上げる程度。なかなかこのルートは効率が良いと思います。
痩せ尾根でシールを剥がして、登った尾根の北側にある谷へとドロップ。
雪が腐っていて、せいぜい消化試合だろう程度に思っていましたが、予想外に谷の中の雪はそれほど悪くなっておらず、標高800mくらいまで十分楽しめました。
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尾根に戻り、最後はデンデン虫が続々転がるようなベタベタの湿雪をやっつけて、国道に帰着。
期待以上に素晴らしいルートでした。こちらには陰険な狭窄部がない分、シッタカ谷より内容は充実しているかも。ラインを工夫すれば少々の悪天候でも楽しめそうだし、ぜひ次回は厳冬期に。
お久しぶりです
遠くから見てるとあのラインつながるように見えないのですが、写真拝見するとめちゃめちゃよさそうですね。来年行ってみよ。
こちらこそ、おひさしぶりです。
あの北面は、よくぞ人の手に依らずにこんな一枚バーンが出来たものだ、と感心するような斜面です。登り返してから滑る樹林帯の谷筋も疎林で楽しめます。是非来シーズン行ってみてください。