GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
- 日付: 2010年5月3日(月)
- ルート: 太郎平小屋~北ノ俣岳~黒部五郎岳~ウマ沢~赤木平~左俣~薬師峠~太郎平小屋
- スキー: Armada Alpha 2
- バインディング: TLT Vertical ST
- ブーツ: Garmont Megaride
朝食後に小屋を出発。今日も良い天気です。
まずは北ノ俣岳へとシール登行します。
北ノ俣岳から中俣乗越まではアップダウンがあるので、赤木沢側をトラバースして一気に滑って行くことにしました。というわけで、北ノ俣岳の山頂でシールを外して GO!
中俣乗越の直下辺りで滑走を終了。
シールを付けて 2578m ピークをトラバースしてから稜線に合流します。
さて、黒部五郎岳まではきつい登りを頑張ります。
大勢が列をなして登っています。左手のウマ沢を見ていると、あ~早く滑りたい、と気がはやります。
黒部五郎岳を登頂!しばしのんびりと山頂周辺を散策。
山頂からカールに向けて凄い雪庇が延びています。こわいこわい。
素晴らしい景色に酔いしれます。
360 度どこを見渡しても美しい雪山また雪山。
せっかくの登頂なので、いちおう証拠写真。
さて、シールを外していよいよお楽しみのウマ沢へドロップです。
ちょっと重い雪でしたがなかなか楽しめました。超快適ザラメというわけにはいかなかったのがちょっと残念。
ウマ沢を振り返ると、無数のシュプールが刻みつけられています。
ずっとし下まで滑り続けたいところですが、そこそこにして終了。往路とほぼ同じトラバースルートで戻ります。
どういうルートで帰ろうかと考えました。北ノ股岳まで戻るのはあまり面白くないので、赤木平から左俣を滑ることにします。ここで、私は他の二人よりもさらに上までシールでがんばり、滑走距離をちょっとだけ長くしました。
赤木平の少し上でシールを外し、赤木平の台地から溝状に下っていく左俣源頭へと滑り込みます。左俣の前半は良かったものの、後半は怖ろしく粘り着く腐れ雪にひと苦労。
樹林帯に入り、気持ちの良い雪原にまで来て滑走終了。
雪原では大勢のスキーヤーが休んでいます。
さて、ここでシールを付けて沢沿いを登り返しです。他のパーティと列をなしながら薬師峠までもうひと頑張り。今回は無理ですが、いずれまたの機会に北ノ俣岳北面の斜面を滑る下見もかねて、途中で合流する沢の様子をうかがいました。北ノ股岳から今ハイクアップしている沢へは何本かラインが引けそうなので、いろいろ研究したいところです。
わりと快調に進み、登り着いたのはちょうど薬師峠のテント場でした。後はもう太郎平小屋まですぐです。
充実した一日でした。さて、明日は薬師岳です。
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