- 日付: 2010 年 8 月 12 日(木)
- 天気: 大雨
- ルート: 聖平小屋で停滞(テント泊)
未明に目が覚めてテントの外を覗くと、星が見えたときもあったのですが、やはり予想どおり、朝方にかけてどんどん風雨が強くなってきました。
とりあえず 4 時に起床し、ラーメンで腹を満たすことにします。
安易にテントの外に出るとびしょ濡れになるような状況なので、結局テントの中ですぐに二度寝することに。
カメラを持ち出すのは確実に危険なので、今日の分の 1 枚の写真もありません。
11 時頃にまた起きて柔麺を作ります。狭い場所で全く動いていないのに腹だけは減るわけです。
食後、小屋に停滞の旨を伝え、連泊の手続きをしました。テントは小屋の玄関先すぐの場所に張ったので、何か小屋に用事があってもそれほど濡れずにすんだのは助かりました。ついでに焼酎のお湯割りを購入、ちびちび飲んで身体を温めます。小屋番さんがご自分の Protrek を見ておっしゃるには「気圧は下がり続けているようなので、台風の通過はまだじゃないかな」とのこと。
あ、なるほど、定点観測なら気圧推移もまずまず正確に判るわけですよね。恥ずかしながら、私も Protrek を持っているのにそういう使い方には気づきませんでした。
昨日の予報では正午ごろにピークだというような話でしたが、ちょっと通過が遅くなっているのかません。
午後もやることはないので、テントの中で寝て過ごしました。しかし、よくもまあこれだけ惰眠を貪り続けられるもんだと、自分でも感心するくらいです。
18 頃にまた小屋で台風の状況を聞くと、秋田に上陸したとのこと。予報ではいちおう明日は台風一過の晴れということなので、まあひと安心ってところでしょうか。明日はなんとか行動はできそうです。
今日の停滞を挽回するため、本当なら聖平から三伏峠まで 3 日間かけるつもりだったところを 2 日間で移動するよう、計画の変更を余儀なくされました。つまりもともと聖平から百間洞まで 1 日で行く予定だったところを、荒川小屋までに延長するわけです。
そんなわけで、明日の行動時間はそれ相応に長く見ておく必要があるので、日暮れと同時に眠りにつくことにしました。
その後夜更けまで大雨は降り続いていました。
- 日付: 2010 年 8 月 10 日(火)
- 天気: 曇りのち雨
- ルート: 沼平のゲート~畑薙大吊橋~ウソッコ小屋~横窪沢小屋(テント泊)
- メンバー: 単独
コメントをどうぞ