GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2010年11月20日(土) |
天気 | 晴れ |
ルート | 室堂~山崎カール~浄土山~雷鳥荘 |
雑記
アルペンルート開通の「プレ40周年キャンペーン」ということで、ちょうどこの時期は立山駅から室堂までの往復券が4割引の 2520 円とお得になっていました。富山側は天候悪化するとすぐに運休になるリスクがあるので、扇沢側からの入山が無難なのは周知の事実ですが、今回はこれを使わないテはありません。幸いにも入山期間中は大きく天気が崩れそうにないので。
前夜のうちに立山駅の駐車場に到着しておき、仮眠。どうせ始発は8時だからとのんびりしていたら、7時前には切符売り場に長蛇の列が出来始めました。
結局始発は逃しましたが、さすがに大挙して押し寄せるこの時期だけあって続々増発便を出したので、乗車したのは 8時30分の便でした。
ここのケーブルカーには荷台が付いているんですね。スキーとスノボードで満載になりました。
美女平で乗り換えたバスが高度を上げるにつれて、積雪も徐々に増えてきました。それにしても、扇沢側とは違って、富山側は乗り換え回数が少なくて楽で助かります。これで運休の心配がなければ言うことないのですが。
さて、室堂に到着。心配だった積雪もまずまずといった感じ。でもやっぱり少ないかな。
とりあえず、山崎カールを目指します。
事前に予想はしていましたが、直前に雪が降らなかったせいで、ちょっとモナカっぽい雪でした。
山崎カールへは単独のテレマーカーが先行していました。
雄山直下の肩には先行の方とほぼ同時に到着。すぐにもう1人登ってきて、3人で歓談となりました。お2人とも地元富山県内にお住まいだそうです。いつでも気軽に立山に来られるのが羨ましい限り。
ファーストトラックは、テレマーカーの方に第一登への敬意を表して譲りました。
おー、気持よさそうに滑っておられる。
さて、次は私の番。いつもそうですが、シーズン最初の一本ってのは緊張しますな。表面のクラストに足を取られて危うい場面もありましたが、雪の柔らかい斜面を探してまずまずのパウダーをゲット。
続いてもう一人の方がドロップ。力強くズレの少ない見事な滑りに思わず見入ってしまいました。
2 人はそのままさらに下へ滑って行きましたが、私は来た道を戻り浄土山の方向へ。後日判った話ですが、実はそのまま下へ滑り続けた方が、パウダーが楽しめたようです。
浄土山への登り斜面はすでにギタギタでした。
浄土山の山頂を経由して、龍王山との間の鞍部あたりでハイクアップ終了。
槍穂高の方向を眺めると、高いところに雪が付いているだけで、あまりの雪の少なさに驚きました。
さあ、2 本目のドロップです。
なるべく雪の良さそうなところを探りましたが、結局あまり楽しめませんでした。
もしかしたら・・・と予感が働いたので、そのまま下りきらず、トラバース気味に行くと・・・浄土山の北面のナイスな斜面にドロップできるポイントにやって来ました。
たいした標高差もないので一瞬の快楽でしたが、そこそこ斜度もあるフカフカパウダーを存分に堪能できて・・・この日一番楽しめた一本となりました。
あとは、今夜の宿、雷鳥荘に向かうだけ。室堂山荘から延びる土手の上を滑って、ちょっとの登り返しで雷鳥荘に到着。
雷鳥荘の前から雷鳥沢を見ると、もうギタギタでした。やっぱり雪は少ない感じですね。
もしかしたら再会するかな・・・と思っていたら、光から聖に縦走したときにご一緒した東京の方と宿でまたお会いできたので、ちょっとご挨拶。
今回は二段ベッドの部屋でした。
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