記録
- 日付
- 2011年8月15日(月)
- 天気
- 晴れのち土砂降り
- ルート
- 清岳荘 680m 7:55 ~ 下二股 810m 8:45/8:56 ~ 上二股 1230m 10:02/10:17 ~斜里岳 1547m 11:11/11:49 ~ 上二股 1230m 12:22 ~ 下二股 810m 13:37 ~ 清岳荘 680m 14:18
雑記
雌阿寒岳、阿寒富士からの下山後、昨日のうちにさらに知床方面を目指して移動しておきました。
4時過ぎには自然に目が覚めてしまい、道の駅でウダウダ過ごしていると、たかやさんからの電話。急遽打ち合わせて斜里岳にターゲットを定めることに。ただ、清岳荘からのルートって沢沿いなので、前夜からの大雨で増水していないかは気がかりでした。
この日はご夫婦で北海道遠征中のたかやさんと合流して、ご一緒することに。お二人は十勝岳の縦走後、道東にやって来ていました。
清里町駅の駅前で合流。たかやさんとは富士山で滑って以来、お久し振り。初めてお目にかかるたかやさんの奥さんとは、はじめましてのご挨拶。
準備をすませて出発。市街地を抜ければ道の両側には斜里岳山麓の牧場風景が広がり、いかにも道東っぽい風景の中、快適なドライブでした。
途中からダートになった細い道を登り切ると、登山口の清岳荘に到着。出発前に小屋の方と話しをすると、沢はそれほど増水していないから心配ないよ
とのこと。ホントかな?
登山口からしばらくダート道ですが、それを外れるとすぐに沢沿いのルートになり、何度も何度も渡渉の繰り返しです。小屋の方の言うとおり、思ったほどの水量はないので安心しました。
登りは沢沿いの旧道経由としました。下二股を過ぎると段々急になり、ちょっとした沢登り気分。
途中にいくつもある滝を眺めるのが、このルートのお楽しみ。結構落差の大きい滝もありますね。
上二股で休憩中にたかやさんご夫妻のハッカ油スプレーを拝借。北海道で調達したものだそうです。これをシャツに吹きかけると虫が寄ってこないのだとか。汗ばんだ身体がヒンヤリする効果もあって、こりゃあ快適快適。これは是非私も買っておかなければ。
鞍部に登り上げ、いよいよ知床半島側の景色が見えるかな…
と期待したら、厚く雲がかかって、よく見えませんでした。残念。
さらにひと登りで斜里岳山頂に到着。
斜里町側も雲が多く展望は開けませんでした。
せいぜい1500m程度の標高なのに、南斜里岳まで続く稜線はまるでミニアルプスといった雰囲気。北海道の山なんだなあと実感。
そろそろ下山しようかとしていると、雲が鉛色に変わってきて怪しげな空模様に。
上二股まで下ってきた頃にはとうとう本降りになってしまいた。
下山路には新道を選びました。この新道は晴れていれば熊見峠まで気分良く稜線散歩が楽しめるはずですが、雨脚はどんどん強くなる一方。結局その後ずっと土砂降りでした。
川のように泥水が流れる登山道にはウンザリ。下二股までずっと急勾配の下りが続き、けっこう疲れました。
もう全身ズブ濡れなので完全に開き直りモード。折からの土砂降りで沢が増水していたので、もう石伝いに渡れる状況じゃありません。沢の中に足を沈めてガシガシと行くのみ。
車に戻って濡れた服を脱ぎ、乾いた服に全部着替えて…ようやくホッと一息。いやいやヒドイ目に遭った。
早く温泉で身体を温めたい…ということで、清里町の市街地まで下って緑清荘へ。
温泉でサッパリしてから明日の予定はどうしよう…と考えるも、天気予報ではどうも怪しげな雰囲気なので、なかなか結論が出ません。が、とりあえず寿司を食べに中標津を目指すことにしました。
本州の感覚では無茶苦茶な移動距離のように思えても、そこはさすがに北海道。予想よりずっと短時間で中標津に到着しました。お目当ては回転寿司「すしロード」です。
回転寿司といっても、北海道のものはレベルが高いということは、前から知っていましたが、期待を裏切りませんでした。
ホッケの寿司なんて、生まれて初めて食べました。ホッケは焼くものという先入観があったので、職人さんに生なんですか
と思わず聞いちゃいました。
う~ん、どのネタも素晴らしい。美味しうございました。
現地では色々ありがとうございました~。 レポ楽しく拝見しております。
この日の朝は、あんなに晴れてるとは意外でしたね。 お陰で下山は大変なことになりましたが…。
でも山頂でそれなりの展望があったので間一髪、とってもラッキーだったなあ、と振り返っています。
そして結局、我家はこの斜里岳で今回の遠征最後の山になろうとは…。
来年の夏、久々にアルプス縦走か、3度目の北海道にするか、とっても悩んでおります(笑)