GPS Log
(赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2012年2月11日(土) |
天気 | 雪のち晴れ |
ルート |
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雑記
前夜から大雪が降り続き、仮眠していた道の駅「飛騨白山」の駐車場には、明け方にまでに10cm以上もの雪がドッサリ積もってしまいました。
国道はすでに除雪済みでしたが、登山口近くの駐車スペースは除雪の真っ最中。除雪が終わるまで車を駐めるのをしばらく待たされ出発が遅くなりました。

駐車スペースから出発
夜明け後には雪は次第に弱くなってきました。
入山口は国道156号線の「帰雲城埋没地」案内板の近く。しばらく林道に沿って進み、シッタカ谷に近づいたところで尾根に取り付きました。

ヒザラッセル地獄
最初はブーツ程度の深さのラッセルが、尾根を上がっていくに従ってヒザ上ラッセルに。あまりの深さに呆れるばかりで、思わず口を衝いて出てくるのは「なんじゃこりゃあ~!」。
黙々と(ときどき悪態ついて)ラッセルに耐えながら登り続けているうちに空が明るくなってきて…
1700m辺りを超えたころには、すっかり青空になりました。
視界が悪くて今までまったく見えなかった弓ヶ洞谷右俣でしたが、その全貌がようやく明らかに。
弓ヶ洞谷右俣を見下ろして驚いたのは、地図から予想した以上に雄大な、そのスケールでした。しかも降雪直後の面ツルを目の当たりにしたら、うお~メチャクチャ滑りてえ。しかし今日滑るのはこっちの斜面じゃなくてシッタカ谷なのです。まさに馬の鼻先ニンジン状態。
天気が良くなると、一気にやる気も出てくるってもんです。
痩せ尾根を通過して、丸いピークをトラバースして、ひと登りすると、1897m峰のピークに到着。ここまで7時間ちょっと。ま~長かった長かった。

1897m峰のピークにて
山頂部は樹林が濃く、いまいちパッとしません。だいたいこの辺が一番高いかな、という場所でハイクアップ終了。
弓ヶ洞谷右俣を見下ろすと、やっぱり滑走意欲をそそりますねえ。ピークから直接ドロップしたら、ものすごく気持ち良さそう。
週の始めに雨が降って、その後に大量降雪だったので、念のためドロップする沢筋の源頭部でコンプレッションテストを実施しました。結果は CTM15 (PC) down 25cm、CTH30 (RP) down 60cm。問題ないでしょう。
さて、お楽しみのシッタカ谷にドロップしたら…
深くて重いパウダーです。スピードがなかなか伸びません。今日は基本チョッカリ気味に行かなきゃダメだな。

ディープパウダー!
源頭部は広い一枚バーンですが、すぐに細いノドに吸い込まれてしまいました。
このままずっと狭いんじゃ嫌だなぁ…と不安に思いつつ下って行くと、幅が広くなったので安心。シッタカ谷上部は良い感じのハーフパイプでした。
そして、中間部まで下ると…

一枚バーン
ぱーっと開けて一枚バーンが広がりました。ロングターンでカッ飛ばすと爽快!
滑り出しが午後遅くなり、谷が日影になったのが残念。ここは早い時間に滑るのが良し。
斜度が緩くなった下部は、予想どおり下りラッセルになりました。
沢が割れていたので、なるべく右岸に沿って下ったのですが…結局行き詰ってしまい、割れた沢を渡るハメに。

スノーブリッジを渡る
幸いスノーブリッジでつながっている場所があったので、ここは安全のためシールを貼って慎重に渡りました。
登りトレースと合流した場所でシールを剥がして、後はトレースを使って一気に下り、国道まで滑り込んだところで終了。

国道に帰還
昼間に日が当たって、アスファルトの雪はすっかり融けていました。
やれやれ、今日はラッセルで疲れ果てました。でも、さんざん苦しんだ後だけに、シッタカ谷での滑りは余計に楽しく感じられました。
余談。この後、「白川郷の湯」で入浴しようと思って荻町に移動すると、白川郷ICから荻町に向かう車線が大渋滞になっていました。とても荻町の中に車で入れる雰囲気じゃなさそう。どうやら合掌造り集落のライトアップイベントが開催されるようで、それで観光客がわんさかやって来ているみたいです。この時期に白川郷に行く人は要注意です。
仕方なく、ちょっと遠いけれど五箇山の「くろば温泉」へ。入浴のついでに晩メシを喰って時間を潰してから白川郷に戻ると、渋滞も解消していてすっかり静けさを取り戻していました。
当日、野谷の帰りに国道脇に止めてある車見ましたよ。今日は辛いだろうなと思ってたけど、見事ドロップするとは感心しました。頑張れば天気も味方するのでしょう。
お久しぶりです。土曜日はニアミスしていたんですね。しかも gezanka さん、野谷荘司にいらっしゃっていたとは。日曜日にトレースを有り難く拝借しました。もっとも、せっかくのトレースだったのに、日曜日朝にはほとんど消えてしまいました…。
ブログ見ましたよ。怪我をされたんですね。私も単独のことが多いので、身につまされます。お互いに気を付けましょう。
今回は、三方崩山、野谷荘司山周辺を初体験しましたが、想像以上に良い山域ですね。今後もいろんなラインを引きたいと興味が尽きません。それでは、また。