GPS Log
(橙: 歩行、赤: シール歩行、青: スキー滑走)
記録
日付 | 2014年3月22日(土) |
天気 | 晴れ時々曇り |
ルート |
|
雑記
21日のうちにアケビ平に入ってテントを張っておくつもりでしたが、ベタベタの湿雪が降り続き、歩行中に全身ずぶ濡れになりそうなので、入山は見送ることに。
この週末は焼山ヘリスキーツアーが開催されるとのこと。清風館のフロントに申し出たところ、参加者の駐車の邪魔にならないよう、旅館の裏側に駐車させて頂きました。
22日は朝から快晴の素晴らしい空。前日からずっと降雪が続いて結構積もったはずだけど、高密度の湿雪なのでたいしたラッセル深さではありません。
険しい烏帽子岳、阿彌陀山の姿が、朝日に染まっています。
鉄製の橋の上にはまだ分厚く雪が残っています。
橋を渡ってすぐに杉が密に生えたアケビ平に突入。昼闇谷渡渉点の手前の、木がまばらになった場所にテントを張り、余計な荷物をデポして出発。
昼闇谷末端の渡渉点にはまだしっかりしたスノーブリッジがありました。これを渡って左岸側へ。尾根沿いに辿って尾根上の標高900m弱の平坦地に上がると、ようやく大きな昼闇カールが見えてきました。
標高1020m辺りの広い平坦地は実に良い雰囲気。ここにテントを張っても楽しそう。この平坦地から左岸尾根へと登ります。
昼闇谷を見るとシワシワが目立ちます。だいたいこんなコンディションの時って、滑って良い思いをしたことがないんだよなあ…。
最後の急登をジグ切って登り、1600mの小ピークに到着。先行パーティが残したトレースのおかげで、ここまで楽に来られました。我々の後にも続々と後続の方が。
山頂の方を見ると…むむ~まだ結構遠いのね。
シワシワが目立った昼闇谷よりも、一ノ倉川の方が楽しいかも…ということで、昼闇山の山頂を越えて行くことも当初は考えていました。
途中でカチカチになってきたので、アイゼンに変更。
同行者達が体調不良で苦しんだり、新雪ハイクアップに苦戦したりで、もうそろそろ時間的にも限界でした。アイゼンで歩いたごくわずかで、結局一ノ倉川はやめにして、昼闇谷を滑ることにしました。
エントリーポイントは、よくWebの記録でも見る雪庇の切れ目の場所。見下ろしたカールは、おぉ~広々として凄いスケール。
いちおう角柱を叩いてみたところ、CTH22(SP) down45。MFcr上のHST45が滑った形。
さて、最初は急なので慎重に。
所々には美味しいパウダーがあるんですが…
むむ~やっぱりシワシワから予想したどおり、修行系のパックパウダーでした orz…。もう腿パンパン。まあ、前日に降ったのが重々湿雪だったから、しょうがないか。
リグルーピング地点からはスキーヤーズライトのハーフパイプへ。
アテコミ好きな人には楽しい地形です。
風の影響が少なかった分、カール上部よりも、むしろこの辺の方が快適だったなあ…。
すっかり気温が上がり、標高を下げると妖怪イタツカミの生息地になってきました。
渡渉点を過ぎると幕営地までもうすぐ。
他人様のトレースを貰いまくったくせに、なんだかんだ結構疲れた一日でした。
コメントをどうぞ